情報とは
1年生の必修科目「情報」とは、ネットサーフィンタイムハイパー自習タイムである。
- 情報・シラバス「授業概要」
- 情報・授業形態
- 情報・教科書
- 情報・成績評価
- 情報・期末試験
- 情報・シケプリ&過去問
情報・シラバス「授業概要」
現代社会においては,すべての人が多様な場と状況において、情報システムとかかわらざるをえない。その際に正しくかつ適切な対応をするためには、情報の技術面だけでなく、その人間的および社会的な側面の正しい理解が必要である。これは情報社会人の基本的素養であり、“知ることによって無知から自由になることができる”という意味であるリベラルアーツそのものと言うことができる。本科目の目的は、このような素養を、講義と演習とを通じて身に付けることである。
具体的には
- 情報の人間に関連する側面:表現、認知、伝達
- 情報の社会に関連する側面:情報システム、情報関連の法、技術と社会
- 情報の問題解決に関する側面:データと計算のモデル、計算の複雑さ
のそれぞれを,独立にではなく、他の側面の理解が可能なレベルまで掘り下げて学ぶ。
この科目の目的は、いわゆる「利用・活用」の方法を習うことではない。なお、高等学校の教科「情報」で学ぶ項目のうち、機器操作の方法、WEBブラウザ、電子メール、ディジタルの概念、著作権・知的財産権の基本などは「既習」であることを前提とする。
情報・授業形態
授業の流れ
情報の授業は「講義」と「演習」に分かれている。
「講義」パートでは、教官はパワポなどを使い、教科書の内容をグダグダと説明する。実は聞かなくても教科書さえ読めば理解できてしまう、という説もある。だが、このパワポ資料が後々まとめシケプリとして役立つこともある。覚えておこう。
「演習」パートは、情報教育棟でパソコンなどを用いて行われる。オートマトンやデジタル論理回路の実習など。
情報教育棟
学期通じてパソコンの置かれた情報教育棟で授業を行う教官と、実習以外の講義はパソコンの置かれていない教室で行う教官がいる。
情報教育棟で授業が行われる場合でも、うっかりニコ動でも見ようものなら、パソコンのディスプレイ上に警告メッセージが表示される(笑)。「お前を見ているぞ」。学生がログインしたパソコンのディスプレイ画面は、教卓のパソコンモニターで監視されているからである。
教官側も学生がついネットサーフィンやってしまうことぐらい、とっくに把握しているため、講義の大半をパソコンの置かれていない教室で行う教官も多い。
どうしても授業中にネットサーフィンがやりたい場合は
ノートパソコンを持参の上、無線LANを用いてインターネットにアクセスする。しかし、アクセスログは東大当局にしっかりと記録されているので、あまり変なところにアクセスしないように。しかし、この方法は5号館などの無線LANアクセスポイントがない教室では使えない……。
情報・教科書
川合 慧『情報』
以下の教科書を使用する。
情報(東京大学教養学部テキスト) 川合 慧 著 東京大学出版会 |
期末試験の問題はこの教科書の内容から出題される。
情報・成績評価
出席点、レポート、期末試験によって評価される。
出席点
出席を取るタイミングは教官によって様々であるが、授業の中盤から終了間際にかけて、という教官が多いようだ。なお、出席をほとんど取らない教官もいる。
出席は学生証のICチップをバーコードリーダーで読み取る形で取られる。出席状況はCFIVEにログインすればチェックすることができる。出席したはずなのに「記録なし」と表示されている場合は教官に文句を言いに行こう。欠席したはずなのに「記録なし」と表示されている場合も教官に文句を(ry
また前述の方法で出席確認を行うため、代返は事実上不可能。
よって、情報の授業は面白いように後ろから座席が埋まっていき、パソコンのない部屋での講義のときは内職をしている学生や熟睡している学生が続出。情報教育棟での授業のときはネットサーフィンをする学生が続出する、というわけだ。
レポート
レポートの題材は教官により実に様々である。オートマトン、ホームページ作成、メールの届く仕組み、機械語プログラミング、Java、アルゴリズム、情報量、MIMAサーチ……etc
なお、クラス内で不自然に同じ内容が書かれたレポートは教官にチェックされてしまうので気をつけよう。ネットからのコピペも然りである。
情報・期末試験
概要
情報の期末試験は、7月末に一年生全体で一斉に行われる。
期末試験は「共通問題」の他、教官により「個別問題」が課される場合がある。個別問題を課さない教官もいる。
試験範囲
教科書の内容から出題される。
ただし、教科書すべてが試験範囲ではない。詳しい試験範囲は「情報」の公式ホームページを参照のこと。
試験の形式・概要
試験時間は、共通問題のみの教官の場合は60分。個別問題も課す教官だと90分である。
試験はそんなに難しくない。基本的に教科書をきちんと読んでいれば解ける問題ばかりである。しかし、近年の問題はいよいよネタギレになってきたのか、処理ゲー、作業ゲーな問題が増えてきた印象である。過去問からの使いまわし問題も出現した。過去問はきちんと解いておこう。
情報・シケプリ&過去問
データベースの「情報」のページを参照して下さい。
多すぎてカオスになってきたら、神シケプリをピックアップしていこうかと思っています。