東大入試の得点開示が行われています(合格者・不合格者とも)。

今年も開示集計を行いますので、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

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東大教育学部

東大教育学部は「からだをを育み、心を育み、人を育む」ための「総合的・学際的・実践的科学」である「教育学」を学ぶ学部である(教育学部公式サイトより)。

文科三類に指定科類枠の多くが設けられている。

学科・コース一覧

基礎教育学コース

東京大学教育学部 総合教育科学科 基礎教育学コースは、その名の通り教育研究の最も基礎的な部分を担当するコースである。略称は「基礎教」。

公式のコース紹介によれば「教育の理念、歴史、現実について、幅広い関心を持って、方法論自体を問題としつつ研究します。西洋と日本の教育の歴史的部分析、人間の発達と教育の意味、教育の思想の考察など、教育とは何かという教育学の原理的な問いを共通の基盤としながら、多様な方法を活用した専門的な研究を行います」とのこと。

定員・進振り底点推移

基礎教育学コースの定員数の変化と、各科類から基礎教に行くために必要だった最低点数の推移。ただし、定数に関しては、実際の進学者数が定数を上回ることもある。

年度 定数 科類別必要最低点数
合計 第一段階定数 第二段階定数 第一段階 第二段階
指定科類枠 全科類枠 指定科類枠 全科類枠 指定科類枠・全科類枠 指定科類枠・全科類枠
文三 文三 文三文一二・理科 文三文一二・理科
2016 18 8 3 4 3 68.368.3 66.466.4
2015 72.172.1 69.969.9
2014 71.571.5 70.670.6
2013 75.575.5 54.854.8
2012 70.470.4 70.170.1
2011 75.075.0 74.174.1
2010 74.274.2 73.573.5
年度 科類別進学者数
第一段階 第二段階
指定科類枠 全科類枠 指定科類枠 全科類枠
文三 文一文二文三理一理二理三 文三 文一文二文三理一理二理三
2016 8 21 4 121
2015 9 3 4 111
2014 8 12 4 12
2013 8 3 3 11
2012 8 111 4 21
2011 8 12 4 3
2010 8 111 4 5

<凡例> x:募集なし 赤字:底割れ・底抜け(定員割れ) +:第一段階の余りが第二段階に回された。

進振り底点推移グラフ

進振り第一段階と第二段階を合わせて、基礎教育学コースへの進学には何点が必要だったのか、を見やすくしたグラフ。

▼:底割れ(定員割れ)

基礎教は、進振り第一段階と第二段階の両方に文科三類からの指定科類枠が存在する。よって、文三からの進学が有利。

しかし、現在までのところ、基礎教への進振り底点は第二段階によって左右される状況が続いている。

2013年度進振りでは、教育心理の文三枠と共に底割れを起こした。

要求科目

なし。

要望科目

全科類
総合科目A「現代哲学、科学哲学、現代思想、精神分析学、東洋思想史、西洋思想史、社会思想史、科学史」
総合科目B「日本文化論Ⅱ」

コース公式サイト

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比較教育社会学コース

東京大学教育学部 総合教育科学科 比較教育社会学コースは、現代教育の諸相を社会科学的に解明するコースである。略称は「比教社(ひきょうしゃ)」。

公式のコース紹介によれば「教育の組織と構造、高等教育の制度と機能、教育と社会との関係、人間形成の比較文化論、国際化と教育をめぐる諸問題を社会学・文化人類学・経済学・社会史などのディシプリンに基づいて研究します」とのこと。

定員・進振り底点推移

比較教育社会学コースの定員数の変化と、各科類から比教社に行くために必要だった最低点数の推移。ただし、定数に関しては、実際の進学者数が定数を上回ることもある。

年度 定数 科類別必要最低点数
合計 第一段階定数 第二段階定数 第一段階 第二段階
指定科類枠 全科類枠 指定科類枠 全科類枠 指定科類枠・全科類枠 指定科類枠・全科類枠
文三 文三 文三文一二・理科 文三文一二・理科
2016 16 8 3 3 2 74.774.7 64.064.0
2015 76.776.7 56.656.6
2014 77.277.2 74.874.8
2013 72.272.6 68.368.3
2012 74.274.9 73.073.0
2011 75.275.2 73.373.3
2010 76.076.0 75.175.1
2009 76.376.3 70.872.5
2008 2+ 77.90.0 68.168.1
年度 科類別進学者数
第一段階 第二段階
指定科類枠 全科類枠 指定科類枠 全科類枠
文三 文一文二文三理一理二理三 文三 文一文二文三理一理二理三
2016 8 12 3 21
2015 8 21 3 1
2014 8 111 3 11
2013 8 111 3 11
2012 8 12 3 11
2011 8 21 3 2
2010 8 3 3 4
2009 8 3 3 21
2008 8 0 3 23

<凡例> x:募集なし 赤字:底割れ・底抜け(定員割れ) +:第一段階の余りが第二段階に回された。

進振り底点推移グラフ

進振り第一段階と第二段階を合わせて、比較教育社会学コースへの進学には何点が必要だったのか、を見やすくしたグラフ。

▼:底割れ(定員割れ)

比教社は、進振り第一段階と第二段階の両方に文科三類からの指定科類枠が存在する。よって、文三からの進学が有利。

しかし、現在までのところ、比教社への進振り底点は第二段階によって左右される状況が続いている。

2008年度進振りでは、第一段階の全科類枠で志望者が0というカオスな事態に突入したが、第二段階で枠は回収された。

要求科目

なし。

要望科目

なし。

コース公式サイト

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教育実践・政策学コース

東京大学教育学部 総合教育科学科 教育実践・政策学コースは、教育という現象あるいは作用の本質を「現場」と「制度・政策」の関係を通じてとらえるコースである。

公式のコース紹介によれば「他のコースが人文・社会・自然科学の個別の方法を重視しているのに対して、こちらは対象に即した現実的なアプローチ方法により、対象に迫ることを目指しています」とのこと。

定員・進振り底点推移

教育実践・政策学コースの定員数の変化と、各科類から教育実践・政策学コースに行くために必要だった最低点数の推移。ただし、定数に関しては、実際の進学者数が定数を上回ることもある。

年度 定数 科類別必要最低点数
合計 第一段階定数 第二段階定数 第一段階 第二段階
指定科類枠 全科類枠 指定科類枠 全科類枠 指定科類枠・全科類枠 指定科類枠・全科類枠
文三 文三 文三文一二・理科 文三文一二・理科
2016 25 12 5 4 4 58.958.9 63.363.3
2015 77.477.4 74.474.4
2014 78.378.3 74.674.6
2013 78.078.0 66.966.9
2012 76.776.7 76.076.0
2011 77.277.2 74.274.2
2010 78.478.4 61.161.1
年度 科類別進学者数
第一段階 第二段階
指定科類枠 全科類枠 指定科類枠 全科類枠
文三 文一文二文三理一理二理三 文三 文一文二文三理一理二理三
2016 12 12 4 1221
2015 12 5 4 11
2014 12 5 4 31
2013 12 131 4 121
2012 12 41 4 4
2011 12 5 4 31
2010 12 14 4 121

<凡例> x:募集なし 赤字:底割れ・底抜け(定員割れ) +:第一段階の余りが第二段階に回された。

進振り底点推移グラフ

進振り第一段階と第二段階を合わせて、教育実践・政策学コースへの進学には何点が必要だったのか、を見やすくしたグラフ。

▼:底割れ(定員割れ)

要求科目

なし。

要望科目

なし。

コース公式サイト

教育実践・政策学コース ≪ 東京大学|大学院教育学研究科・教育学部

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教育心理学コース

東京大学教育学部 総合教育科学科 教育心理学コースは、心理学の手法を用いて教育の科学的基礎を実証的に探究し、教育や生活場面への応用を考えるコースである。

公式のコース紹介によれば「(教育心理学コースは)大別すると、教育心理学と教育情報科学とからなり、前者は発達心理学、学習心理学、認知心理学、教育心理学、動機づけの心理学、学校社会心理学、などを。後者は、教育測定・評価、教育情報解析、などの研究と開発を行う」とのこと。

定員・進振り底点推移

教育心理学コースの定員数の変化と、各科類から教育心理に行くために必要だった最低点数の推移。ただし、定数に関しては、実際の進学者数が定数を上回ることもある。

年度 定数 科類別必要最低点数
合計 第一段階定数 第二段階定数 第一段階 第二段階
指定科類枠 全科類枠 指定科類枠 全科類枠 指定科類枠・全科類枠 指定科類枠・全科類枠
文三理科 文三理科 文三理科文一二 文三理科文一二
2016 22 10 2 3 4 2 1 76.373.676.3 72.670.072.6
2015 73.757.373.7 71.80.071.8
2014 77.365.677.3 74.662.874.6
2013 76.677.177.1 62.762.762.7
2012 79.479.179.4 71.371.371.3
2011 78.771.478.7 74.270.574.2
2010 78.078.078.0 70.670.670.6
2009 18 8 2 3 76.071.076.0 61.362.663.6
2008 2+ 83.982.083.9 78.462.978.4
年度 科類別進学者数
第一段階 第二段階
指定科類枠 全科類枠 指定科類枠 全科類枠
文三理一理二理三 文一文二文三理一理二理三 文三理一理二理三 文一文二文三理一理二理三
2016 102 12 411 3
2015 1011 3 40 1
2014 102 12 42 1
2013 1011 111 32 1
2012 1011 12 411 1
2011 1011 3 42 1
2010 1011 12 411 3
2009 811 2 22 1
2008 81 2 312 11

<凡例> x:募集なし 赤字:底割れ・底抜け(定員割れ) +:第一段階の余りが第二段階に回された。

進振り底点推移グラフ

進振り第一段階と第二段階を合わせて、教育心理学コースへの進学には何点が必要だったのか、を見やすくしたグラフ。

▼:底割れ(定員割れ)

教育心理には文科三類だけでなく、理科各類にも指定科類枠が設けられている。理科の指定科類枠の点数の方が低めになりがちなため、理科生の方が進学に有利なように見えるが、理科の指定科類枠は小さいため、油断は禁物だ。

文科各類の中では、指定科類枠が設けられている文三からの進学が最も有利と言えよう。

2013年度進振りでは、文三枠が基礎教育学コースと共に底割れを起こした。

要求科目

なし。

要望科目

なし。

コース公式サイト

教育心理学コース ≪ 東京大学|大学院教育学研究科・教育学部

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身体教育学コース

東京大学教育学部 総合教育科学科 身体教育学コースは、学校・家庭・社会に存在する「身体(からだ)」に関わる様々な教育事象について、幅広く総合的・実践的な立場で教育・研究を行うコースである。

公式のコース紹介によれば「身体教育学は、健全な身体形成を図り、健全な身体観とスポーツ観を育み、自分自身の『身体(からだ)を育む』ことに主体的に立ち向かい実践していく意識と行動力を育成することを目標としている」とのこと。

進振り底点推移グラフ

進振り第一段階と第二段階を合わせて、身体教育学コースへの進学には何点が必要だったのか、を見やすくしたグラフ。

▼:底割れ(定員割れ)

要求科目

なし。

要望科目

なし。

コース公式サイト

身体教育学コース ≪ 東京大学|大学院教育学研究科・教育学部

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