東大生協関連
- 生協への加入・出資金
- 住まい相談会
- 教科書・参考書
- 東大生のパソコン
生協への加入・出資金
東大生協には、出資金として 24,000円(60口)を預けることで加入できます。
なお、出資金は卒業などで東大を離れる際に全額返還されます。
生協加盟により、生協食堂の食事が10%割引、生協購買で購入できる書籍(教科書を含む)が10%割引、文具が(メーカー小売価格から)20%割引で購入可能になるなどの特典があるため、加入しておくとよいでしょう。
住まい相談会
東大生協主催の「住まい相談会」が、東大前期合格発表日から数日間、駒場キャンパスで行われています。
住まい(下宿先)を決めるのは、合格発表後からでも遅すぎるということはありません(むしろ合格前から住まいを決める方は、合格によほど自信があるのかと)。
詳しくは、東大生協のページを参照ください。
こうした生協の相談会や、一般企業の賃貸サイト、三鷹寮等の寮や学生マンション(学生会館)等を検討しつつ、条件のよい住まいを探しましょう!
教科書・参考書
教科書・参考書はすべて購入する必要があるのか
教科書・参考書は、真に必要なもののみ購入しましょう。
必修科目の教科書ですら、購入するだけ無駄なものもあります。どの教科書・参考書が必要なのか不要なのか、先輩や友人にアドバイスを求める、逆評定を熟読するなどして判断しましょう。
教科書・参考書よりシケプリの方が分かりやすいなんてこともしばしば……。
なお、授業によっては初回授業から教科書が必要となる授業もあります(その場合、シラバス等に記載があるはず)が、多くの授業では教科書は急いで入手する必要はないので、遅くなりすぎない程度に入手すればよいでしょう。
教科書の入手方法
教科書の入手方法には、主に次の手段があります。
- 教科書販売所で購入:生協にセメスター初めに設置される販売所で購入
- Amazonなどで購入
- 先輩から譲ってもらう:先輩も同じ教科書を使用していた場合には。教科書改訂には注意。
- メルカリなどで購入
- 図書館で借りる:読みたい箇所が限られている場合には。
教科書販売所
セメスターの初めは教科書・参考書の購入希望者が多いため、生協に特設の「教科書販売所」が設けられます。
新入生用には、専用の販売所が例年3月末ごろに設置され、新2年生他も含めた販売所が4月初旬から4月下旬頃まで設置されます。(詳しい日程は「東大生協の教科書購入ページ」を参照ください。)
なお、教科書販売所の設置期間が終わった後も生協書籍部には常設の教科書コーナーが設置されているため、教科書等を探すことは可能です。仮に置いてなくても注文して取り寄せてもらう(1週間ほどかかる)ことが可能です。まあそもそも、教科書によってはAmazonなどで購入した方が楽で早い(場合によっては安い)ことも。
東大生のパソコン
パソコンは必要か
初回授業を中心にオンライン授業が行われることがあること、また授業のレポート作成等に使用することを踏まえると、パソコンはほぼ必須でしょう。
なお東大では、図書館や情報教育棟に学生が自由に使えるパソコンが設置されていますが、使用できる時間は開館時間に限られるため、なるべく個人用のパソコンを所有しておくのが安心です。
経済的理由等からパソコンの購入が難しい場合は「東大教養学部のオンライン講義受講環境に関する相談窓口」からご相談ください。
タブレットかノートパソコンか
東大では、iPad等のタブレット端末を使用してノートを取る人も多く、キーボード(と外部モニター)を追加購入すれば、レポート作成の際も安心です。オンライン授業はあるとはいえ、原則対面授業であることを踏まえると、ノートパソコンまでは必要ないとも言えます。(どうしてもPCスペックが必要な作業は大学内のPCを使用する。)
ただし、タブレットやパソコンは勉強目的にのみ使用するわけではないかと思いますので、ゲームをしたい場合など、自身の使用用途に応じて必要なスペック、重さ(持ち運びするか)、電池の持ち具合などを検討して決めましょう。もちろん両方持っている人も多くいます。
OSはWindowsかMacか
正直、Windowsにしておくのが無難なのでは、という気持ちですが、個々人の事情もあるかと思いますので、以下のメリット・デメリットも参考に比較検討ください。
Macにすることのメリットは主に以下の通りです。
- iPhoneやiPadを所持している場合、データの同期がしやすく、相互利用しやすい。
- どのモデルもスペックが高く、深く考えずにてきとうに選んでもだいたい大丈夫。
- デザインが洗練されており、ブランド力もあるため、優越感を感じながら使用することができる。
- 東大駒場キャンパスにおいて、情報教育棟や図書館で使用できるパソコンはすべてMac端末なので、操作に慣れることができる。
Macにすることのデメリットは主に以下の通りです。
- Macは全体的に値段が高い(Windowsは低スペックから超ハイスペックモデルまであり値段も様々であるが、Macは基本どのモデルもスペックが高く、最低購入価格が高い。また、Windowsと同等スペックのモデルであってもMacの方が概して高い。ブランド料か?)
- Macで使えないソフトがある(世界シェアの高いWindowsを優先してソフトウェア開発が行われることが多いため、マイナーなソフトではWindowsしか対応していないことがある)。特に建築等の設計・デザインで使用するCADソフトは、Windowsでしか動かないソフトがあるので注意。また、Office系ソフトなど、Macでも使えるけれども、Windowsよりも動作がやや重くなるようなソフトもある。)
- 駒場キャンパスにおいて情報教育棟や図書館で使用できるパソコンはすべてMac端末であるが、Windowsでもログインできる。
- 1年生の必修授業「情報」ではMac端末を利用するが、授業で触る範囲でMacとWindowsの差はあまりない。
- 世間一般で使用されるパソコンのOSシェアはWindowsの方が高いため、職種にもよるが大学卒業後はWindowsを使用する可能性が高い。
- 駒場の近くにスタバはない。
Office系ソフトは必要か
購入不要です! 東大生は無償でOffice系ソフト(Word、Excel、PowerPointなど)を利用できます!
「UTokyo Account」入手後に、自身のパソコンに、最大5台までインストールできます。詳しくは、東大ポータルサイトの「UTokyo Microsoft License」のページを参照ください。
なお、画面サイズが10.1インチ以下のタブレット端末は、Office Mobile(小さい画面でのタッチ操作に最適化された、Office系ソフト)が無料で使用できます。
生協推奨PC
東大生協の推奨PCはなぜかやたらと値段が高いですが、この理由としては4年間の自然故障保証(通常使用範囲内での保証)に加え、4年間の動産保証(通常使用範囲外での不慮の事故、例えば落下や破損、液体こぼし等の場合、修理金額が補償限度額内に収まれば一定料金を払うことで修理してもらえるというもの)がついている点が挙げられます。修理時には代替機も貸し出してもらえます。このサービスに払う対価として価格が適切かどうかを考慮の上、購入するかどうかを決めるとよいでしょう。
なお、複合機(プリンター・スキャナー)は、ほぼ必要ないかと思われます。もちろんあれば便利ですが、駒場キャンパス内の図書館や情報教育棟に設置された複合機で、印刷もスキャンも可能です。勉強は紙でやる派の方は、個人で複合機を購入してもよいかもしれませんが、あまり印刷をしないだろうという方は、一人暮らしで複合機を購入すると、あまり使わないのに場所だけ取るので邪魔になります。