東大工学部

東大工学部は、Technology & Engineering を極める学部である。

Techno Dream』というムックを発行し、学部の紹介をしている。駒場生は学部ガイダンスの際に無料で貰える可能性が高い。

どうしても物理的な事柄が付きまとう学科が多いためか、進振りにおいては、理一が有利。

学科一覧

社会基盤学A(設計・技術戦略コース)

東京大学工学部 社会基盤学科 設計・技術戦略コースは「主として、シビルエンジニアとして必須の工学基礎系の科目とその応用である設計を扱う科目群、また技術をどのように社会の貢献に展開するかを論じる技術戦略系の科目を学ぶ」コースである。進振りでは「社会基盤学A」という名前で学生を募集している。略称は「社基A(しゃきエー)」。

コース紹介(公式サイトより)

人々の居住や移動や通信を可能にし、快適な都市空間を創出するとともに、都市を災害から守り、危機に瀕した自然環境を蘇らせる。自然と人間の望ましい関係を保ちつつ人間の生活を支える基盤技術の重要性は、社会が変革期を向かえている今、世界規模でますます高まっています。人や自然が何を求め、どんな問題を抱えているのかを敏感に感じ取り、技術を通して次代の文明の創出に貢献する。設計・技術戦略部門は、そのようなシビル・エンジニアの養成することを目指しています。

定員・進振り底点推移

社会基盤学A(設計・技術戦略コース)の定員数の変化と、各科類から社基Aに行くために必要だった最低点数の推移。ただし、定数に関しては、実際の進学者数が定数を上回ることもある。

年度 定数 科類別必要最低点数
合計 第一段階定数 第二段階定数 第一段階 第二段階
指定科類枠 全科類枠 指定科類枠 指定科類枠・全科類枠 指定科類枠
理一理二三 理一 理一理二三文科 理一理二三・文科
2016 20 12 1 1 6 79.082.082.0 63.8x
2015 76.080.882.2 75.3x
2014 74.078.278.2 79.0x
2013 72.476.877.3 73.6x
2012 69.978.678.6 61.4x
2011 68.974.974.9 70.3x
2010 - 2 69.681.1 58.6x
2009 22(※) 8(※) 64.264.2 71.8x
2008 8 68.371.5 67.1x
年度 科類別進学者数
第一段階 第二段階
指定科類枠 全科類枠 指定科類枠
理一理二理三 文一文二文三理一理二理三 理一
2016 121 1 5
2015 121 1 8
2014 121 1 8
2013 121 1 7
2012 121 1 7
2011 121 1 8
2010 12 11 7
2009 12 2 8
2008 12 11 7

<凡例> x:募集なし 橙字:上限定員まで達さず
(※):社会基盤学B・Cと上限枠を争うことになった。

進振り底点推移グラフ

進振り第一段階と第二段階を合わせて、社基Aへの進学には何点が必要だったのか、を見やすくしたグラフ。

▼:底割れ(定員割れ)
▲:上限定員まで達さず

社基Aは、進振り第一段階と第二段階の両方に理科一類からの指定科類枠が存在する。他の科類からの傍系進学用には枠が2枠しか用意されておらず、その年の人気に応じて、80点を超えることもあれば70点を割り込むこともあり、底点の変動が激しくなってしまっている。よって、社基Aを志望したい場合には理科一類が有利。

社基Aへの進振り底点は、理科一類に関しては、第一段階の最低点の方が第二段階の最低点よりも低くなるという現象が度々発生していることに留意。理一以外の科類にはそもそも第二段階の枠が存在しないため、第一段階で志望しなければ社基Aへ進学することはできないので注意が必要だ。

要求科目

なし。

要望科目

全科類
総合科目D「社会システム工学基礎Ⅰ・Ⅱ」

コース公式サイト

[東大社会基盤学] 社会基盤学A(設計・技術戦略)

一番上へ戻る

社会基盤学B(政策・計画コース)

東京大学工学部 社会基盤学科 政策・計画コースは「一部の工学基礎科目に加え、人文・社会・自然に関わる教養的科目、計画方法論の基礎科目、プランナーとして必須のプレゼンテーションやディスカッションを中心とする科目を学ぶ」コースである。進振りでは「社会基盤学B」という名前で学生を募集している。略称は「社基B(しゃきビー)」。

コース紹介(公式サイトより)

わが国を含む多くの国々において、国土・都市の整備に関わる合意形成を含めた高度なプランニング、都市や地域のサステイナブルなマネジメント、自然・産業・文化が渾然一体となった国土のデザインなど、さまざまな価値観や手法を総合的にコーディネートしながら的確に問題を解決すると同時に、将来のビジョンを提示することが求められています。政策・計画コースは、個々の施設や空間の計画・デザインはもちろん、専門分化した各技術を総合して国土や地域・都市のビジョンを描くことのできる人材の育成を目指しています。

定員・進振り底点推移

社会基盤学B(政策・計画コース)の定員数の変化と、各科類から社基Bに行くために必要だった最低点数の推移。ただし、定数に関しては、実際の進学者数が定数を上回ることもある。

年度 定数 科類別必要最低点数
合計 第一段階定数 第二段階定数 第一段階 第二段階
指定科類枠 全科類枠 指定科類枠 全科類枠 指定科類枠・全科類枠 指定科類枠・全科類枠
理一 理一 理一 理二三・文科 理一 理二三・文科
2016 20 11 3 6 - 81.286.5 76.2x
2015 79.384.3 70.4x
2014 81.081.0 65.1x
2013 79.279.8 76.2x
2012 77.784.4 73.2x
2011 77.777.7 74.8x
2010 71.381.0 64.7x
2009 22(※) 8(※) 76.180.0 74.4x
2008 7 1 77.779.1 68.568.5
年度 科類別進学者数
第一段階 第二段階
指定科類枠 全科類枠 指定科類枠 全科類枠
理一 文一文二文三理一理二理三 理一 文一文二文三理一理二理三
2016 11 111 8
2015 11 21 6
2014 12 111 3
2013 11 111 6
2012 11 21 7
2011 11 111 6
2010 11 21 7
2009 11 12 6
2008 11 12 4 22

<凡例> x:募集なし 赤字:底割れ・底抜け(定員割れ) 橙字:上限定員まで達さず
(※):社会基盤学A・Cと上限枠を争うことになった。

進振り底点推移グラフ

進振り第一段階と第二段階を合わせて、社基Bへの進学には何点が必要だったのか、を見やすくしたグラフ。

▼:底割れ(定員割れ)
▲:上限定員まで達さず

社基Bは、進振り第一段階と第二段階の両方に理科一類からの指定科類枠が存在する。残り3枠は他の科類の指定科類枠ではなく全科類枠であるため、社基Bへの進学は理一が有利である。

社基Bへの進振り底点は、理科一類からの進学に限り、第二段階によって左右される状況が続いている。理一以外の科類はそもそも第二段階が存在しないため、第一段階で志望しておかなければ社基Bへ進学することはできないので注意。

要求科目

なし。

要望科目

全科類
総合科目D「社会システム工学基礎Ⅰ・Ⅱ」

コース公式サイト

[東大社会基盤学] 社会基盤学B(政策・計画)

一番上へ戻る

社会基盤学C(国際プロジェクトコース)

東京大学工学部 社会基盤学科 国際プロジェクトコースは「工学基礎、社会哲学・経済学・法学等の社会科学基礎科目、開発経済学・国際交渉など国際プロジェクトに関連するさまざまな社会現象を扱う専門科目を学ぶ」コースである。進振りでは「社会基盤学C」という名前で学生を募集している。略称は「社基C(しゃきシー)」。

コース紹介(公式サイトより)

現在、わが国の国内経済は曲がり角を迎え、グローバルスタンダードが押し寄せてくるとともに、環境問題のように地球全体で取り組むべき課題も山積しています。これからは、地域社会で貢献できる人材とともに、国際社会で活躍できる人材が求められています。世界銀行やアジア開発銀行、ユネスコなどの国連機関、国際的なNPOや企業グループなど、日本人が活躍すべきフィールドは世界に大きく広がっています。そんな国際社会で活躍できる日本人を輩出することが、国際プロジェクトコースの目的です。

定員・進振り底点推移

社会基盤学C(国際プロジェクトコース)の定員数の変化と、各科類から社基Cに行くために必要だった最低点数の推移。ただし、定数に関しては、実際の進学者数が定数を上回ることもある。

年度 定数 科類別必要最低点数
合計 第一段階定数 第二段階定数 第一段階 第二段階
指定科類枠 全科類枠 指定科類枠 全科類枠 指定科類枠・全科類枠 指定科類枠・全科類枠
理一 理一 理一 理二三・文科 理一 理二三・文科
2016 10 4 3 3 - 85.085.7 72.3x
2015 85.385.3 81.7x
2014 84.384.3 73.7x
2013 83.886.1 83.1x
2012 81.381.3 78.5x
2011 82.482.4 77.3x
2010 78.678.6 72.9x
2009 12(※) 5(※) 78.883.5 71.8x
2008 4 1 77.677.6 66.475.5
年度 科類別進学者数
第一段階 第二段階
指定科類枠 全科類枠 指定科類枠 全科類枠
理一 文一文二文三理一理二理三 理一 文一文二文三理一理二理三
2016 4 12 3
2015 4 111 3
2014 4 21 3
2013 4 21 3
2012 4 3 2
2011 4 3 2
2010 4 3 3
2009 4 12 5
2008 4 12 4 1

<凡例> x:募集なし 赤字:底割れ・底抜け(定員割れ)
(※):社会基盤学A・Bと上限枠を争うことになった。

進振り底点推移グラフ

進振り第一段階と第二段階を合わせて、社基Cへの進学には何点が必要だったのか、を見やすくしたグラフ。

▼:底割れ(定員割れ)

社基Cは、進振り第一段階と第二段階の両方に理科一類からの指定科類枠が存在する。残り3枠は他の科類の指定科類枠ではなく全科類枠であるため、社基Cへの進学は理一が有利だ。

2013年度進振りでは、理一からの底点も80点を超え、必要点数のインフレが激しい。少人数コースゆえか、2011年度と2012年度の進振りでは、理一枠が高得点で底割れという現象を起こしている。

なお、理一以外の科類はそもそも第二段階が存在しないため、第一段階で志望しておかなければ社基Cへ進学することはできないので注意。

要求科目

なし。

要望科目

全科類
総合科目D「社会システム工学基礎Ⅰ・Ⅱ」

コース公式サイト

[東大社会基盤学] 社会基盤学C(国際プロジェクト)

一番上へ戻る

建築学科

東京大学工学部 建築学科は「建築を造るための総合的な学問体系を学ぶ」学科である。

学科紹介(公式サイトより)

建築学の扱う範囲は極めて広く、社会とのかかわり合いも密接である。民族の遺産である古建築および集落の保存や復元、現代都市の象徴である超高層建築の開発、生活基盤となる住宅の生産や維持保全、我々の生活を脅やかす地震・火災・台風等に対する安全性の確保、快適な生活条件をつくるための冷暖房設備等の開発、そして都市の建設や再開発など、建築学は人類が生活を営む上で欠くことのできない衣・食・住のうちの一つを分担している。建築学は、いうまでもなく建築をつくるために必要なあらゆる問題をとらえて研究する学問である。したがって、工学部に属しているが人間生活を容れるものであるという意味で、技術的な問題の他に社会的・経済的・心理的問題が取り扱われ、造形的・芸術的分野をも含んでいる。

進振り底点推移グラフ

進振り第一段階と第二段階を合わせて、建築への進学には何点が必要だったのか、を見やすくしたグラフ。

▼:底割れ(定員割れ)

要求科目

なし。

要望科目

全科類
総合科目D「社会システム工学基礎Ⅱ~建築空間のデザイン&リサーチ」

学科公式サイト

ArchWeb | Dept. of Architecture

一番上へ戻る

都市環境工学コース(都市工学科)

東京大学工学部 都市工学科 都市環境工学コースは「都市の内部だけでなく、我々の生活の場・生産活動の場全てを対象として、安全かつ快適な生活環境を将来世代にわたって創造していく」コースである。

キーワードは「環境共生・国際公共衛生・水・環境バイオ」。

コース紹介(公式サイトより)

都市環境工学コースでは、都市の環境問題をグローバルな視点からとらえ、都市からの地球環境への負荷を削減し、環境に優しい都市づくりを目指すとともに、都市内部の居住環境を改善するため、環境のモニタリング手法の改善や環境改善のための新しい技術の開発に取り組んでいます。

進振り底点推移グラフ

進振り第一段階と第二段階を合わせて、都市環境工学コースへの進学には何点が必要だったのか、を見やすくしたグラフ。

▼:底割れ(定員割れ)

要求科目

なし。

要望科目

なし。

コース公式サイト

都市環境工学のページへようこそ!!

一番上へ戻る

都市計画コース(都市工学科)

東京大学工学部 都市工学科 都市計画コースは「時代とともに変化する都市の状況と課題に対応して、工学技術にその基盤を置きつつ、社会科学・人文科学の研究アプローチも援用しながら、多角的観点から研究を進める」コースである。

キーワードは「都市と地域の分析・計画・デザイン」。

コース紹介(公式サイトより)

都市や都市を取り巻く農山村を含め、人間の生活空間の全体をどう作り、維持管理・改善するかという課題に取り組むため、都市や国土空間に関わる問題を、幅広い視点から総合的にとらえることを特徴としています。都市形成の仕組み、都市空間のデザイン、自然との共生等に関わる環境デザイン、広域圏の計画から都市・地区レベルの計画立案手法、都市の安全に関わる計画・対策、住宅問題・住宅政策、都市交通計画、都市空間に関わる人間行動の解析手法などを講義と演習を通じて理解していきます。

進振り底点推移グラフ

進振り第一段階と第二段階を合わせて、都市計画コースへの進学には何点が必要だったのか、を見やすくしたグラフ。

▼:底割れ(定員割れ)

要求科目

なし。

要望科目

なし。

コース公式サイト

都市計画コース | 都市工学科の構成 | 都市工学科の教育 | 東京大学工学部都市工学科/東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻

一番上へ戻る

機械工学A(機械工学科)

東京大学工学部 機械工学科は「これまで世の中になかった新しい"もの"を創り出す」学科である。進振りでは「機械工学A」という名前で学生を募集している。略称は「機械A」または「機械」。

キーワードは「デザイン・エネルギー・ダイナミクス」。

学科紹介(公式サイトより)

機械工学科は、設計・生産技術全般を対象として、基礎工学と生体工学、環境工学、ナノテクノロジー、医療工学などを融合して、産業システム全体に貢献するとともに、地球規模の環境・エネルギー問題を考慮し、技術・人間・社会などの総合的視野に立って、ものを造り、価値を生み出すことを追求する学科です。

定員・進振り底点推移

機械A(機械工学科)の定員数の変化と、各科類から機械Aに行くために必要だった最低点数の推移。ただし、定数に関しては、実際の進学者数が定数を上回ることもある。

年度 定数 科類別必要最低点数
合計 第一段階定数 第二段階定数 第一段階 第二段階
指定科類枠 全科類枠 指定科類枠 指定科類枠・全科類枠 指定科類枠
理一理二三 理一 理一理二三文科 理一理二三・文科
2016 86 57 2 2 25 67.676.276.2 62.8x
2015 69.778.078.0 65.5x
2014 65.274.374.3 59.6x
2013 66.773.477.3 61.8x
2012 70.971.471.4 62.4x
2011 68.472.572.5 60.4x
2010 58 24 70.976.576.5 68.3x
2009 60 - 52.678.7x 58.9x
2008 71.075.5x 66.8x
年度 科類別進学者数
第一段階 第二段階
指定科類枠 全科類枠 指定科類枠
理一理二理三 文一文二文三理一理二理三 理一
2016 572 11 33
2015 572 11 33
2014 572 2 25
2013 572 11 33
2012 572 2 33
2011 572 2 29
2010 582 11 31
2009 602 11
2008 602 32

<凡例> x:募集なし 赤字:底割れ・底抜け(定員割れ)

進振り底点推移グラフ

進振り第一段階と第二段階を合わせて、機械Aへの進学には何点が必要だったのか、を見やすくしたグラフ。

▼:底割れ(定員割れ)

機械Aは、理科一類の独壇場である。86人と工学部の中でもかなり多い定員。そしてその9割超を理科一類の指定科類枠が占めている。底点も理一からの必要点数が他の科類からの必要点数よりも圧倒的に低い。

理一以外から機械Aを志望する場合には、第二段階の枠が存在しないため、きちんと第一段階で志望すること。

なぜか2009年度進振りは他の年に比べ、(理一からの)進学者がものすごく減少し、底割れを起こした。

要求科目

なし。

要望科目

全科類
総合科目D「現代工学基礎Ⅱ~四力学とデザイン入門」
主題科目「学術フロンティア講義~高度情報化社会の機械工学」
主題科目「学術フロンティア講義~機械システムイノベーション」

学科公式サイト

進学振り分け機械A

一番上へ戻る

機械工学B(機械情報工学科)

東京大学工学部 機械情報工学科は「対有機生命体コンタクト用ヒューマノイド・インターフェース」を研究している学科である。進振りでは「機械工学B」という名前で学生を募集している。略称は「機械B」または「機情(きじょう)」。

キーワードは「ロボティクス・知能・ヒューマンインターフェース」。

学科紹介(公式サイトより)

機械情報工学科では、人間と機械と情報を結ぶ理論とシステムを創造可能なグローバルな視点を持ち、かつ、緻密な思考を行える次世代のリーダーや研究者を育成することを目的としています。そのために、情報学だけではなく、人を知り、デザインし、形あるものを創造する機械工学も学ぶことにより、実世界に立脚した確固たる知識と経験を持つ人材を養成しています。

定員・進振り底点推移

機械B(機械情報工学科)の定員数の変化と、各科類から機械Bに行くために必要だった最低点数の推移。ただし、定数に関しては、実際の進学者数が定数を上回ることもある。

年度 定数 科類別必要最低点数
合計 第一段階定数 第二段階定数 第一段階 第二段階
指定科類枠 全科類枠 指定科類枠 指定科類枠・全科類枠 指定科類枠
理一理二三 理一 理一理二三文科 理一理二三・文科
2016 40 27 - 1 12 79.487.0 77.3x
2015 80.691.2 75.8x
2014 78.786.8 73.9x
2013 79.385.5 69.4x
2012 81.281.2 77.3x
2011 80.685.1 77.0x
2010 79.479.4 76.9x
2009 1 - 77.084.4x 72.9x
2008 80.464.2x 60.4x
年度 科類別進学者数
第一段階 第二段階
指定科類枠 全科類枠 指定科類枠
理一理二理三 文一文二文三理一理二理三 理一
2016 27 1 16
2015 27 1 12
2014 27 1 16
2013 27 1 10
2012 27 1 12
2011 27 1 16
2010 27 1 14
2009 27 1 16
2008 27 1 10

<凡例> x:募集なし 赤字:底割れ・底抜け(定員割れ)

進振り底点推移グラフ

進振り第一段階と第二段階を合わせて、機械Bへの進学には何点が必要だったのか、を見やすくしたグラフ。

▼:底割れ(定員割れ)

機械Bは、理科一類の独壇場である。理一以外の科類からは多くとも1人しか入れない。ロボット工学に興味のある人は、悪いことは言わないから理一に入学すべきである。

それでも理一以外から機械Bを志望する場合には、進振り第二段階が存在しないため、きちんと第一段階で志望すること。

2013年度進振りでは、5年ぶりに底割れを起こした。

要求科目

なし。

要望科目

全科類
総合科目F「情報システム基礎Ⅱ」

学科公式サイト

機械情報工学科 | 東京大学

一番上へ戻る

航空宇宙工学科

東京大学工学部 航空宇宙工学科は「飛行機やロケット、小型衛星や惑星探査機に至るまで、航空宇宙工学分野の科学技術の発展に努める」学科である。土井隆雄さん、野口聡一さん、山崎直子さんを始めとした多くの宇宙飛行士も輩出している。

学科紹介(ガイドブックより)

航空機や宇宙機には無駄のない極限的な設計が求められます。そこでは流体、構造・材料、飛行・制御、推進など、様々な工学知識と、それらを統合できるバランス力が要求されます。研究者や技術者には、最先端技術を理解できる知性だけではなく、異分野の知見を統合して価値を創出する能力が求められます。航空宇宙工学科では、システム統合化能力の育成を柱とするカリキュラムを提供し、的確に実践することで、航空宇宙工学分野をはじめとする科学技術分野の発展に努めています。

定員・進振り底点推移

航空宇宙学(航空宇宙工学科)の定員数の変化と、各科類から航空宇宙に行くために必要だった最低点数の推移。ただし、定数に関しては、実際の進学者数が定数を上回ることもある。

年度 定数 科類別必要最低点数
合計 第一段階定数 第二段階定数 第一段階 第二段階
指定科類枠 指定科類枠 指定科類枠のみ 指定科類枠のみ
理一理二三 理一理二三 理一理二三文科 理一理二三文科
2016 52 36 1 15 - 80.80.0x 77.579.3x
2015 79.679.7x 76.0xx
2014 78.981.1x 75.2xx
2013 78.376.8x 75.6xx
2012 72.877.7x 58.1xx
2011 + 79.10.0x 73.764.5x
2010 37 14 - 77.679.5x 70.8xx
2009 73.269.1x 70.4xx
2008 - 15 77.3xx 60.2xx
年度 科類別進学者数
第一段階 第二段階
指定科類枠 指定科類枠
理一理二理三 理一理二理三
2016 360 201
2015 361 18
2014 361 17
2013 361 20
2012 361 11
2011 360 201
2010 371 17
2009 371 16
2008 37 16

<凡例> x:募集なし 赤字:底割れ・底抜け(定員割れ) +:第一段階の余りが第二段階に回された。

進振り底点推移グラフ

進振り第一段階と第二段階を合わせて、航空宇宙への進学には何点が必要だったのか、を見やすくしたグラフ。

▼:底割れ(定員割れ)

航空宇宙に行きたいならば、理科一類に入学すべきである。理科二(・三)類に存在している指定科類枠1枠は、1枠しかないがゆえに、底が割れたり、80点近くまで上がったりと、不確実性が高すぎる。

また、航空宇宙には全科類枠が存在しないため、文科各類からは進学できない。理科二・三類から志望する場合は、第一段階できちんと志望すること。

理一枠は、2012年度進振りにおいて、物理敬遠傾向からか、理学部物理学科・工学部物理工学科といった他の物理系学科と共に底割れしたが、2013年度進振りでは底割れを回避したばかりか、ここ数年での最高点をつけた。

要求科目

なし。

要望科目

全科類
総合科目F「図形科学A・B、図形科学演習Ⅰ・Ⅱ」

学科公式サイト

東京大学航空宇宙工学専攻

一番上へ戻る

精密工学科

東京大学工学部 精密工学科は「課題解決のための知識、技術、考え方、方法論を身につける」学科である。一度シス創に吸収されたものの、その後決別した歴史がある。

キーワードは「知的機械・バイオメディカル・生産科学」。

学科紹介(公式サイトより)

「精密工学とは何を学ぶ学科ですか?」――この質問に対する答えは一つではありません。

なぜなら精密工学科は、ロボティクスやメカトロニクスのような知的機械も扱いますし、革新的な医用技術を支えるバイオメディカルにも取り組み、また、日本の誇るものづくりを支える生産科学にも挑んでいるからです。ナノスケールの超微細な世界から目には見えないサービスの科学まで、網羅するフィールドは幅広く、私たちの暮らしとも密接にかかわっています。

進振り底点推移グラフ

進振り第一段階と第二段階を合わせて、精密への進学には何点が必要だったのか、を見やすくしたグラフ。

▼:底割れ(定員割れ)

要求科目

なし。

要望科目

なし。

学科公式サイト

[東京大学工学部 精密工学科]

一番上へ戻る

電子情報工学科

東京大学工学部 電子情報工学科は「主に情報系の科学と技術に重点をおいて情報・電気・電子の技術を学び、最先端の応用へと展開していく力を養うことをめざす」学科である。ます。略称は「電情」。電気電子工学科(電電)と共に「eeic(Electrical and Electronic engineering / Information and Communication engineering)」と呼ばれることも多い。

キーワードは「計算知能・コミュニケーション・メディアデザイン」。

学科紹介(ガイドブックより)

すべての人が安心して恩恵を享受できる情報通信システムを実現することは、今日の人間社会の極めて重要な課題となりました。そのためには、通信や回路のための物理学から計算機ハードウエア、ソフトウエア、ネットワーク、画像や音声などのデジタルメディア、それらを活用したヒューマンインターフェースに至るまでの総合的な理解が必要です。電子情報工学科は、情報化社会を支える技術を学び、新しい可能性を模索し、切り開くことを目指す学科として、これらの分野の教育と研究を展開しています。

進振り底点推移グラフ

進振り第一段階と第二段階を合わせて、電情への進学には何点が必要だったのか、を見やすくしたグラフ。

▼:底割れ(定員割れ)

要求科目

なし。

要望科目

文科全類
社会科学「数学Ⅰ・Ⅱ」
物質科学「力学B、電磁気学B」

学科公式サイト

東京大学工学部 電子情報工学科・電気電子工学科

一番上へ戻る

電気電子工学科

東京大学工学部 電気電子工学科は「主に物理系の科学と技術に重点をおいて情報・電気・電子の技術を学び、最先端の応用へと展開していく力を養うことをめざす」学科である。ます。略称は「電電」。電子情報工学科(電情)と共に「eeic(Electrical and Electronic engineering / Information and Communication engineering)」と呼ばれることも多い。

キーワードは「エネルギー&環境・ナノ物理・電子&光システム」。

学科紹介(ガイドブックより)

電気電子工学科では、電磁気学、量子物理学を中心とした物理学を基礎として、その工学的展開を一層広げていく教育・研究を多面的に推進しています。また、それと同時に、電気電子工学の物理学的側面の両者を融合した新たな領域の創成を強力に進めています。

進振り底点推移グラフ

進振り第一段階と第二段階を合わせて、電電への進学には何点が必要だったのか、を見やすくしたグラフ。

▼:底割れ(定員割れ)

要求科目

なし。

要望科目

文科全類
社会科学「数学Ⅰ・Ⅱ」
物質科学「力学B、電磁気学B」

学科公式サイト

東京大学工学部 電子情報工学科・電気電子工学科

一番上へ戻る

応用物理・物理工学(物理工学科)

東京大学工学部 物理工学科は「物理学の最先端を学び、新しい学問と産業を切り開いてゆく」学科である。進振りでは「応用物理・物理工学」という名前で学生を募集している。略称は「物工(ぶっこう)」。

キーワードは「物性物理・量子情報」。

学科紹介(公式サイトより)

物理工学科では、主に固体系の物質を対象として、将来の技術革新につながる物理を追求しています。量子力学を日本で初めて取り入れたのは本学科でした。現在では強相関物質科学や量子情報科学などの世界的研究拠点ともなっています。理学部物理学科が自然を観察して真理を探究していく学科だとすれば、物理工学科は工学部らしく、物理を「制御」し、新しい価値を創造することに主眼を置いているといえます。もっとも、どちらも同じ物理学に立脚していることに変わりはなく、物理工学科でも理論から応用まで幅広いアプローチを行っています。

定員・進振り底点推移

物理工学科の定員数の変化と、各科類から物工に行くために必要だった最低点数の推移。ただし、定数に関しては、実際の進学者数が定数を上回ることもある。

年度 定数 科類別必要最低点数
合計 第一段階定数 第二段階定数 第一段階 第二段階
指定科類枠 全科類枠 指定科類枠 全科類枠 指定科類枠・全科類枠 指定科類枠・全科類枠
理一理二三 理一 理一理二三文科 理一理二三・文科
2016 50 32 - 3 10 5 77.377.3 75.175.1
2015 78.078.0 75.075.0
2014 77.077.3 70.170.1
2013 76.576.5 73.273.2
2012 72.672.8 55.960.5
2011 75.975.9 70.270.2
2010 34 1 - 15 - 72.985.8x 63.7x
2009 77.986.0x 69.7x
2008 77.582.2x 70.6x
年度 科類別進学者数
第一段階 第二段階
指定科類枠 全科類枠 指定科類枠 全科類枠
理一理二理三 文一文二文三理一理二理三 理一 文一文二文三理一理二理三
2016 32 3 10 52
2015 32 12 10 73
2014 32 12 10 33
2013 32 12 10 163
2012 32 111 10 13
2011 32 12 10 91
2010 341 15
2009 341 19
2008 341 13

<凡例> x:募集なし 赤字:底割れ・底抜け(定員割れ)

進振り底点推移グラフ

進振り第一段階と第二段階を合わせて、物工への進学には何点が必要だったのか、を見やすくしたグラフ。

▼:底割れ(定員割れ)

物工は、2011年度進振りから、理二三指定科類枠「1枠」を廃止し、さらに理一の指定科類枠も削って全科類枠を設けた。これにより、文科からの進学も可能になった。ただし文科生は、2014年度進振りから以下で述べる要求科目を修得する必要がある。

科類別の進学しやすさでは、指定科類枠の存在、またカリキュラム面から見ても、理一が有利であることは明白だ。

2012年度進振りでは、謎の物理系学科の敬遠傾向により、理学部物理学科や工学部航空宇宙工学科と共に底割れを起こした。翌年は回復している。

要求科目

文科全類(計10単位)
微分積分学、線型代数学
力学、電磁気学

2014年度進振りから、物工に工学部として初の要求科目が設定された。よって文科生が全科類枠を使い物工に進学したい場合には、理系に混じって上記科目をすべて履修する必要がある。

要望科目

全科類
総合科目E「振動・波動論」
総合科目F「微分積分学続論、常微分方程式」

学科公式サイト

東京大学 工学部物理工学科・大学院工学系研究科物理工学専攻

一番上へ戻る

計数工学科

東京大学工学部 計数工学科は「数理的なアプローチで、ロボット・脳科学・ナノ・バイオなど先端科学技術はもとより医用工学や金融工学などを扱う」学科である。進振りでは「計数工学・数理/システム情報」という名前で学生を募集している。

キーワードは「数理工学・物理情報学・認識行動学」。

学科紹介(公式サイトより)

計数工学科は、数学と物理をベースに情報の概念や情報技術を加え、電気・機械・材料といった個別対象分野に依存しない「普遍的な概念や原理の提案および系統的な方法論の提供」を目指しています。学科には、現象の本質をモデル化し問題解決手法を創り出す 「数理情報工学コース」、実世界を正しく認識し望みの機能を実現する 「システム情報工学コース」という互いに相補的な関係にある2つのコースがあり、数理的なアプローチで、ロボット・脳科学・ナノ・バイオなど先端科学技術はもとより医用工学や金融工学など幅広い学問分野への展開に関して、世界のトップレベルの研究が行われています。

定員・進振り底点推移

計数工学科の定員数の変化と、各科類から計数に行くために必要だった最低点数の推移。ただし、定数に関しては、実際の進学者数が定数を上回ることもある。

年度 定数 科類別必要最低点数
合計 第一段階定数 第二段階定数 第一段階 第二段階
指定科類枠 全科類枠 指定科類枠 全科類枠
理一理二三 理一理二三 理一理二三文科 理一理二三文科
2016 56 34 3 2 15 - 2 78.680.580.5 75.875.8
2015 78.476.282.0 73.973.9
2014 75.773.778.9 72.072.0
2013 76.475.776.4 72.472.4
2012 2 - 75.872.975.8 71.964.6x
2011 76.378.179.1 71.474.6x
2010 72.273.173.1 64.266.4x
2009 71.478.078.7 63.869.6x
2008 36 - 17 - - 67.671.4x 55.9xx
年度 科類別進学者数
第一段階 第二段階
指定科類枠 全科類枠 指定科類枠 全科類枠
理一理二理三 文一文二文三理一理二理三 理一理二理三 文一文二文三理一理二理三
2016 343 11 15 41
2015 343 2 15 32
2014 343 11 15 7
2013 343 11 15 13
2012 343 11 172
2011 3421 2 192
2010 343 11 164
2009 343 11 193
2008 363 14

<凡例> x:募集なし 赤字:底割れ・底抜け(定員割れ)

進振り底点推移グラフ

進振り第一段階と第二段階を合わせて、計数への進学には何点が必要だったのか、を見やすくしたグラフ。

▼:底割れ(定員割れ)

計数は、2013年度進振りから、第二段階の理二三指定科類枠を廃止し、代わりに全科類枠を設けた。計数は例年、理科生だけでなく文科生からも広く志望を集めており、この第二段階全科類枠導入により、文科からの競争がやや緩和された。

とはいえ、全体の定員に占める理一指定科類枠の割合、また各科類のカリキュラムを考えた場合、最初から計数工学科を目指すなら、理一に入っておくのが無難と言えるだろう。

要求科目

なし。

要望科目

全科類
総合科目D【現代工学】の科目
総合科目F【数理科学】【情報学】の科目

学科公式サイト

東京大学工学部 計数工学科

一番上へ戻る

マテリアル工学A(バイオマテリアルコース)

東京大学工学部 マテリアル工学科 バイオマテリアルコースは「人工臓器や人工ウイルスといった命と健康を守るバイオマテリアルについて学ぶ」コースである。進振りでは「マテリアル工学A」という名前で学生を募集している。略称は「マテ工A」。

コース紹介(公式サイトより)

バイオマテリアルは、失われた身体の機能をできるだけ正常に近い状態に回復させるために利用するマテリアルで、人工臓器、検査診断、薬物・遺伝子治療、再生医療などで利用されます。本コースは、細胞 /DNA/ タンパク質といった生体の機能としくみの理解、マテリアルのナノプロセッシング技術の開発、ナノスケールでのマテリアルの機能・構造解析を通して、目的の機能に応じた人に優しいバイオマテリアルの創製と、それを用いた医療システムの構築に取り組んでいます。

進振り底点推移グラフ

進振り第一段階と第二段階を合わせて、マテ工Aへの進学には何点が必要だったのか、を見やすくしたグラフ。

▼:底割れ(定員割れ)

重率変更

第一・第二段階(全科類)
「熱力学 or 化学熱力学」、構造化学、物性化学の計6単位の重率を「2」とする。

要求科目

なし。

要望科目

全科類
総合科目D・E・Fの科目

コース公式サイト

バイオマテリアルコース|東京大学マテリアル工学科

一番上へ戻る

マテリアル工学B(環境・基盤マテリアルコース)

東京大学工学部 マテリアル工学科 環境・基盤マテリアルコースは「21世紀の最重要テーマである環境を念頭に置き、基盤マテリアルについて学ぶ」コースである。進振りでは「マテリアル工学B」という名前で学生を募集している。略称は「マテ工B」。

コース紹介(公式サイトより)

21世紀は「環境の世紀」と言われています。社会を支える様々な製品や構造物が地球環境や資源消費に及ぼす影響は多大であり、それを支えるマテリアルの高性能化が重要です。本コースは、マテリアルの機能発現に向けた材料開発、プロセス設計、信頼性設計を基に、地球規模の環境を考える上で必要なライフサイクルアセスメントや環境調和性の定量的評価を通して、「ECOの時代」を拓く新しいマテリアルとプロセスの創出を進め、環境問題解決に取り組んでいます。

進振り底点推移グラフ

進振り第一段階と第二段階を合わせて、マテ工Bへの進学には何点が必要だったのか、を見やすくしたグラフ。

▼:底割れ(定員割れ)

重率変更

第一・第二段階(全科類)
「熱力学 or 化学熱力学」、構造化学、物性化学の計6単位の重率を「2」とする。

要求科目

なし。

要望科目

全科類
総合科目D・E・Fの科目

コース公式サイト

環境・基盤マテリアルコース|東京大学マテリアル工学科

一番上へ戻る

マテリアル工学C(ナノマテリアルコース)

東京大学工学部 マテリアル工学科 ナノマテリアルコースは「ナノメータースケールで制御された高性能ナノマテリアルについて学ぶ」コースである。進振りでは「マテリアル工学C」という名前で学生を募集している。略称は「マテ工C」。

コース紹介(公式サイトより)

窒化物半導体やグラフェン、カーボンナノチューブのように、新たな機能を有するマテリアルの開発は生活を大きく変えるインパクトをもたらします。現在では、原子・分子レベルで物質の構造を制御するナノテクノロジーを活用して、これまでにない革新的なマテリアルを創製することができるようになりつつあります。本コースは、広い視野でナノマテリアルの研究開発をリードし、豊かな社会の実現に向けて、新たなブレークスルーの創出をめざしています。

進振り底点推移グラフ

進振り第一段階と第二段階を合わせて、マテ工Cへの進学には何点が必要だったのか、を見やすくしたグラフ。

▼:底割れ(定員割れ)

重率変更

第一・第二段階(全科類)
「熱力学 or 化学熱力学」、構造化学、物性化学の計6単位の重率を「2」とする。

要求科目

なし。

要望科目

全科類
総合科目D・E・Fの科目

コース公式サイト

ナノマテリアルコース|東京大学マテリアル工学科

一番上へ戻る

応用化学科

東京大学工学部 応用化学科は「物質を自在にデザインし、新しい機能を導き出す」学科である。略称は「応化(おうか)」。

学科紹介(公式サイトより)

物質をさまざまにデザインすることで、ひとの役に立つ、新しい機能を導き出すことを目指しています。無機、有機、バイオ、従来の分野ではくくりきれない多彩な、そして最先端の研究を、日々推進しています。その中で最も大切にしているのが、独創性です。世界の追随を許さないオリジナリティが、私たちの誇りです。

定員・進振り底点推移

応用化学科の定員数の変化と、各科類から応化に行くために必要だった最低点数の推移。ただし、定数に関しては、実際の進学者数が定数を上回ることもある。

年度 定数 科類別必要最低点数
合計 第一段階定数 第二段階定数 第一段階 第二段階
指定科類枠 指定科類枠 指定科類枠のみ 指定科類枠のみ
理一理二三 理一理二三 理一理二三文科 理一理二三文科
2016 50 32 3 13 2 72.781.9x 67.676.3x
2015 74.275.0x 66.969.4x
2014 74.578.0x 68.371.7x
2013 77.281.8x 70.575.4x
2012 73.676.5x 64.767.5x
2011 71.476.4x 59.971.7x
2010 70.571.2x 59.769.9x
2009 71.673.6x 58.268.1x
2008 14 1+ 72.60.0x 55.059.5x
年度 科類別進学者数
第一段階 第二段階
指定科類枠 指定科類枠
理一理二理三 理一理二理三
2016 323 133
2015 323 115
2014 323 146
2013 323 153
2012 323 153
2011 323 134
2010 323 132
2009 323 133
2008 320 124

<凡例> x:募集なし 赤字:底割れ・底抜け(定員割れ) +:第一段階の余りが第二段階に回された。

進振り底点推移グラフ

進振り第一段階と第二段階を合わせて、応化への進学には何点が必要だったのか、を見やすくしたグラフ。

▼:底割れ(定員割れ)

近年底点が上昇してきている学科。以前はりばけ(理学部化学科)に大きく差をつけられていたが、近年の底点ほぼ同水準となっている。

応化は理科一類に進学枠のほとんどを割いており、理一と理二では理一の方が進学に有利。

また応化は全科類枠を設けていないため、文科生は応化に進学できないので注意。

要求科目

なし。

要望科目

なし。

学科公式サイト

東京大学大学院 工学系研究科 応用化学専攻 東京大学 工学部 応用化学科

一番上へ戻る

化学システム工学科

東京大学工学部 化学システム工学科は「現実の課題に対して、化学を基盤にシステム的思考で考察することで課題解決へのビジョンを示し、リアルタイムの社会貢献を目指す」学科である。略称は「化シス」。その名の通り、カシスオレンジなど各種カクテルの製造ラインの研究をしている。キーワードは「クリーンエネルギー・地球環境・安全安心」。

学科紹介(公式サイトより)

化学システム工学科では、化学に対する広範な知識をベースに、環境問題・エネルギー問題・安全性の問題に正面からシステマチックにアプローチし、化学と社会との密接な関係を築く研究を行うことができます。化学システム工学科の特徴は、単に面白いからという理由で分子や物質を合成するのではなく、ある目的・機能をもった分子・物質、材料・デバイスを開発し、さらにそれをどのように応用すれば、社会的なニーズに応えることができるかを、常に念頭において研究を行っているという点です。そのため、企業からの共同研究の申し込みも多く、学生達も積極的に研究と向き合っています。

定員・進振り底点推移

化学システム工学科の定員数の変化と、各科類から化シスに行くために必要だった最低点数の推移。ただし、定数に関しては、実際の進学者数が定数を上回ることもある。

年度 定数 科類別必要最低点数
合計 第一段階定数 第二段階定数 第一段階 第二段階
指定科類枠 全科類枠 指定科類枠 全科類枠
理一理二三 理一理二三 理一理二三文科 理一理二三文科
2016 46 26 4 2 11+ 3 - 52.169.369.3 44.068.1x
2015 + 60.760.760.7 64.765.265.2
2014 - 49.766.966.9 63.061.2x
2013 55.266.266.2 61.261.4x
2012 54.269.469.4 58.157.0x
2011 28 - 52.178.0x 55.773.2x
2010 49.370.4x 56.568.9x
2009 56.374.7x 58.855.7x
2008 14 - 64.977.1x 55.8xx
年度 科類別進学者数
第一段階 第二段階
指定科類枠 全科類枠 指定科類枠 全科類枠
理一理二理三 文一文二文三理一理二理三 理一理二理三 文一文二文三理一理二理三
2016 174 3 104
2015 114 2 73 3
2014 204 2 58
2013 204 2 185
2012 224 2 206
2011 234 56
2010 274 76
2009 194 86
2008 284 6

<凡例> x:募集なし 赤字:底割れ・底抜け(定員割れ) +:第一段階の余りが第二段階に回された。

進振り底点推移グラフ

進振り第一段階と第二段階を合わせて、化シスへの進学には何点が必要だったのか、を見やすくしたグラフ。

▼:底割れ(定員割れ)

工学部唯一の万年底割れ学科。理二からの志望はそれなりにあるのだが、2012年度進振りで全科類枠(事実上の理二枠)が2枠できたくらいで、相変わらず定員の大半は理一が指定されている。

底割れを続ける理一枠であるが、第一段階は割れても第二段階は底がついた年があったことには留意すべきだろう。

要求科目

なし。

要望科目

なし。

学科公式サイト

東京大学化学システム工学

一番上へ戻る

化学生命工学科

東京大学工学部 化学生命工学科は「有機化学と生命工学の融合による『新物質・新機能の創造』を目指す」学科である。略称は「化生(かせい)」。たまに「火星」とも表記され、学科民は「火星人」と呼ばれることも。

学科紹介(公式サイトより)

生物をお手本にした優れた化学反応の創成やプロセスの構築、化学の力を借りた生命現象の解明や従来にはない高機能人工蛋白の創造。これら次世代のサイエンスやテクノロジーは、従来独自に発展してきた「化学」と「生命」の研究領域が工学的センスの上に融合した「化学生命工学」においてはじめて築くことができます。 化学生命工学科・化学生命工学専攻においては、有機化学から生命工学までの”分子”を共通のキーワードとする幅広いスペクトルの研究・教育を行っています。

定員・進振り底点推移

化学生命工学科の定員数の変化と、各科類から化生に行くために必要だった最低点数の推移。ただし、定数に関しては、実際の進学者数が定数を上回ることもある。

年度 定数 科類別必要最低点数
合計 第一段階定数 第二段階定数 第一段階 第二段階
指定科類枠 指定科類枠 指定科類枠のみ 指定科類枠のみ
理一理二三 理一理二三 理一理二三文科 理一理二三文科
2016 46 21 11 9 5 71.076.7x 62.976.3x
2015 77.478.1x 72.575.4x
2014 75.978.6x 71.774.2x
2013 73.076.5x 70.772.8x
2012 74.175.7x 68.773.4x
2011 22 10 10 4 66.778.1x 65.173.4x
2010 23 9 72.775.1x 69.473.1x
2009 72.176.6x 64.562.3x
2008 78.579.8x 74.866.9x
年度 科類別進学者数
第一段階 第二段階
指定科類枠 指定科類枠
理一理二理三 理一理二理三
2016 2111 98
2015 2111 105
2014 2111 126
2013 2111 99
2012 2111 117
2011 2210 36
2010 2310 97
2009 2310 96
2008 2310 104

<凡例> x:募集なし 赤字:底割れ・底抜け(定員割れ)

進振り底点推移グラフ

進振り第一段階と第二段階を合わせて、化生への進学には何点が必要だったのか、を見やすくしたグラフ。

▼:底割れ(定員割れ)

理一を優遇する工学部の中では珍しく、化生は理二に比較的大きめの枠を確保している学科である。理一・理二三の両方に指定科類枠が設けられており、理二三からの底点は安定して70点台をつけている。

また化生は全科類枠を設けていないため、文科生は化生に進学できないので注意。

要求科目

なし。

要望科目

全科類
総合科目E「有機反応化学、化学平衡と反応速度」

学科公式サイト

Chem & Biotech

一番上へ戻る

システム創成A(環境・エネルギーシステム)

東京大学工学部 システム創成学科 環境・エネルギーシステムコースは「地球環境とエネルギー問題をベースに、基礎学力・独創性・リーダシップを身に付ける」学科である。進振りでは「システム創成A」という名前で学生を募集している。略称は「シス創A」。学科内では「E&E」と略記される。システム創成学科の3コースの中でも、システム量子工学科(旧原子力工学科)の血を最も色濃く受け継いでいるコースである。

コース紹介(公式サイトより)

環境・エネルギー問題は、21世紀に私達が直面している最も大きな問題のひとつです。人間の生活、経済活動に必要なエネルギー源をどのように確保していくのか。そのエネルギーをいかに環境と調和させて活用するか。本コースでは、先進的な科学技術の手法を駆使してこれら課題を解決し、同じく政策策定・技術経営ができる人材を育成することを目的としています。

進振り底点推移グラフ

進振り第一段階と第二段階を合わせて、シス創Aへの進学には何点が必要だったのか、を見やすくしたグラフ。

▼:底割れ(定員割れ)

要求科目

なし。

要望科目

なし。

学科公式サイト

環境・エネルギーシステムコース

一番上へ戻る

システム創成B(システムデザイン&マネジメント)

東京大学工学部 システム創成学科 システムデザイン&マネジメントコースは「システムデザイン&マネジメントの教育を通し、社会経済システムや高機能工業製品のデザイン、開発、イノベーションに取り組むことのできる人材を養成する」学科である。進振りでは「システム創成B」という名前で学生を募集している。略称は「シス創B」。学科内では「SDM」と略記される。2013年度進振りまでは「シミュレーション・数理社会デザインコース」というコース名だった。シミュレーションとはなんだったのか。

キーワードは「生命知・レジリエンス」。

コース紹介(公式サイトより)

情報とシミュレーション、そして生命原理をコアとしたカリキュラムを用意しました。これにより、乱れや不確かさに直面したとき、システムの機能を維持しつつ高い回復力を有し、安全で生活を豊かにしてくれるレジリエントなシステムを、生命、生物が有する適応・学習・進化・自己修復などの優れた能力を規範にしつつ、デザイン、開発、イノベーション、マネジメントすることができ、システム的な思考をもって複雑な課題にチャレンジするリーダーを育てます。

進振り底点推移グラフ

進振り第一段階と第二段階を合わせて、シス創Bへの進学には何点が必要だったのか、を見やすくしたグラフ。

▼:底割れ(定員割れ)

要求科目

なし。

要望科目

なし。

学科公式サイト

東京大学 工学部 システム創成学科 システムデザイン&マネジメントコース SDM

一番上へ戻る

システム創成C(知能社会システム)

東京大学工学部 システム創成学科 知能社会システムコースは「広く社会システムを知能化するために、新しいデザインとマネジメントを学ぶ」学科である。進振りでは「システム創成C」という名前で学生を募集している。略称は「シス創C」。学科内では「PSI」と略記される。なお、これは "Program for Social Innovation" の略であり、超能力を研究しているコースではない。

コース紹介(公式サイトより)

本コースでは、情報技術はもちろん、モノ作りの基本技術からマネジメントまでの幅広い教育を行うことにより、新しいプロダクト/サービスや産業を創出したり、環境、行政、福祉、金融などの国際社会における複雑な問題を解決できる社会システムを創成したりすることのできる新しいエンジニアの養成を目指しています。

定員・進振り底点推移

システム創成Cの定員数の変化と、各科類からシス創Cに行くために必要だった最低点数の推移。ただし、定数に関しては、実際の進学者数が定数を上回ることもある。

年度 定数 科類別必要最低点数
合計 第一段階定数 第二段階定数 第一段階 第二段階
指定科類枠 全科類枠 指定科類枠 全科類枠 指定科類枠・全科類枠 指定科類枠・全科類枠
理一理二三 理一理二三 理一理二三 文科 理一理二三文科
2016 46(※) 25 2 4 12 1 2(※) 73.677.377.3 72.676.076.0
2015 72.777.977.9 71.871.871.8
2014 73.777.977.9 69.475.775.7
2013 45 24 2 5 13 1 75.977.777.7 63.774.8x
2012 76.375.976.3 48.666.7x
2011 74.277.477.4 71.871.6x
2010 75.675.675.6 67.075.2x
2009 77.177.177.1 73.571.3x
2008 76.076.076.0 74.273.1x
年度 科類別進学者数
第一段階 第二段階
指定科類枠 全科類枠 指定科類枠 全科類枠
理一理二理三 文一文二文三理一理二理三 理一理二理三 文一文二文三理一理二理三
2016 252 112 121 14
2015 252 211 121 122
2014 252 13 122 12
2013 242 221 133
2012 242 1211 131
2011 242 14 153
2010 242 23 142
2009 242 113 143
2008 242 131 153

<凡例> x:募集なし 赤字:底割れ・底抜け(定員割れ)
(※):システム創成A・Bとの枠の奪い合い

進振り底点推移グラフ

進振り第一段階と第二段階を合わせて、シス創Cへの進学には何点が必要だったのか、を見やすくしたグラフ。

▼:底割れ(定員割れ)

シス創Cは、理科一類指定科類枠に定員の大半を割いている。よって、理一からの方が入りやすくなりそうなものだが、わずかに指定科類枠が割り振られている理科二(・三)類の方が進振り底点が低くなってしまう年も見られる。

シス創Cはコースとして文理融合を進めているということもあり、文科各類からの進学者も僅かながら見られる。

要求科目

なし。

要望科目

なし。

学科公式サイト

東京大学工学部システム創成学科 知能社会システムコース

一番上へ戻る