東大後期対策
東大後期試験は、文系・理系が入り乱れて100名の枠を争う非常にカオスな試験である。
文一から理二までが一括で募集され、合格者は入学手続きの際に進学する科類を選択する(理三には入れない)。
試験科目および試験時間は、
である。
時間はすべて120分、点数は100点である。300点満点。
なお、2016年度入試から後期試験は廃止され、推薦入試へと移行する。詳細は「東大推薦入試まとめページ」を参照
東大後期対策
- 東大後期・総合科目Ⅰ対策
- 東大後期・総合科目Ⅱ対策
- 東大後期・総合科目Ⅲ対策
- 東大後期・選抜方法について
- 東大後期・足切り点&合格最低点推移
- 東大後期試験・入試会場と持ち物
- 東大後期試験・合格発表
東大後期・選抜方法について
第一段階選抜(足切り)
後期日程での第一段階選抜(足切り)は、800点満点のセンター試験の成績を元に行われる。ただし、
- 地歴・公民:第一解答科目の成績を利用
- 理科:第一解答科目の成績を利用
- 英語:英語リスニングを含め、250点満点を200満点に換算して利用
となるので、注意。
この800点満点のセンターの点数を利用し、全後期日程出願者のうちから東大前期日程合格者を除外した後の出願者に対して、約5.0倍(有効数字2桁)の倍率で第一段階選抜が行われる。ただし、実際に試験場に現れる受験生は、毎年400名強であり、実質倍率は4倍強となっている。足切り点数・足切り突破者の発表は、東大前期の合格発表(3/10)と同時に、総合図書館横・合格通りの合格者発表掲示板において、前期合格者発表の左隣で細々と行われる。
東大後期・第一段階選抜最低点(足切り点)の推移はコチラを参照。
二次試験
センター試験の得点は第一次段階選抜(足切り判定)にのみ利用され、最終的な合格者の判定は二次試験の成績のみで行われる。つまり、後期の足切りさえ突破できれば、後はセンターの点数を気にせずに目の前の鬼畜な問題を解くだけ、というわけである。文系・理系が入り乱れて、点数の高い順に合格が決定していき、合格者は理三以外ならどこの科類にも自由に進学できる。前期で文科各類を受験していても、理一・理二に進むことは可能。その逆も然り。
ただし、必要とあればセンター試験の成績や調査書を考慮することもある、と募集要項には記されている。つまり、合格最低点ピッタリの点数で不合格ということも一応ありうる(センターの点数で差がついた)。いくら東大前期でセンター英語リスニングは必要ないといっても、ちゃんと真面目に英語リスニングを解きましょう。
東大後期試験・入試会場と持ち物
あれ、東大後期の受験票は……?
受験票は、
3/10 | 午後1時~午後4時 |
---|---|
3/11 | 午前11時~午後4時 |
3/12 |
の間に、東大後期・第一段階選抜合格者(足切り突破者)に対して、東京大学本郷キャンパス・赤門総合研究棟で、受験者心得と共に手渡しされる。その際、「大学入試センター試験受験票」が必要。
なお、このセンターの受験票さえあれば、本人でなくても、東大後期の受験票を受け取れる。
何らかのやむをえない理由で、3/12の午後4時までに受験票を受け取りに行けない場合には、必ず東京大学入試事務室(03-3818-9020)に電話をすること。特例として、3/13の朝に渡してくれる場合がある。
東大後期・試験会場
東京大学・本郷キャンパスの法学部である。例年、法文一号館で実施される。
東大後期試験・持ち物
前期試験と同じ。
「東大受験に持っていくものチェックリスト」を参照。
東大後期試験・合格発表
東大後期合格発表日時
3/23の正午頃に、前期の合格発表と同じ場所(本郷キャンパス・合格通り、総合図書館横「弓道場前」)で行われる、と募集要項には記されているが、前期の合格発表と同じように、発表の準備ができ次第始まる。インターネット(およびレタックス)にて発表される。
東大後期合格発表・レタックス
3/23の正午以降に、合格者のみにレタックスが送られる。不合格者には、翌日以降に個人別成績が(希望していれば)届く。合格者の個人別成績は4/16以降に郵送となる。
東大後期合格発表・インターネットでの発表
東大後期の合格発表はwebサイト上(インターネット上)で見ることができる。
時間は正午頃となる見込み。
アクセスが集中して一時的に見られない状態が続く可能性があるが、F5は連打しないこと。
合格者番号掲載URLは「東大合格発表2014#合格発表日時・場所・URL」を参照。
東大後期合格発表・胴上げ
合格発表場所の横に位置する総合図書館の工事のため、合格発表日の胴上げ実施は厳しい情勢。
運動会による胴上げは、後期の合格発表でも行われる。
事前にフリーメールのアドレスを用意し、必要とあれば、携帯の所有者情報欄に登録するメアドをそれに書き換えて後期の発表に臨もう。