東大入試2021(入試得点開示・外国語)
東大では、合格者の全体平均点は公表されるものの、科目別の平均点は公表されません。
そこでこのページでは、2021年度東大入試において、希望した個人に送付された個人別成績(入試得点開示)を集計し、科目別合格者平均点の推定等を行なっています。東大二次戦略を立てる際の受験生の一助となれば。
目次
科目別平均点・点数分布(集計データ概要はこちら) | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
文系 | 共通テスト | 文系国語 | 文系数学 | 地理歴史 | 外国語 | |
理系 | 理系国語 | 理系数学 | 理科 | 理三面接 |
参考書・勉強法 | 合格者コメント | ||
---|---|---|---|
文系 | 文系おすすめ | 文系非おすすめ | 文系合格者コメ |
理系 | 理系おすすめ | 理系非おすすめ | 理系合格者コメ |
同時調査項目 | |
---|---|
外国語 | 英語一列クラス分け基準点 |
TLP(トライリンガル・プログラム)合格点 | |
英語二列S(FLOW)レベル選択率 |
合格者平均点・点数分布(外国語)
外国語(120点満点)の合格者平均点および点数分布は以下の通りです。
ほとんどの人(98.6%)が全問英語選択でしたが、(一部)差し替え受験(第1~3問は英語を選択し、第4・5問を英語以外の言語で解答)の合格者が0.6%、全問を英語以外の言語で解答した合格者が0.8%、となりました。
科類 | 合格者平均点 | 合格者平均点 (前年) | 前年差 |
---|---|---|---|
文科一類 | 81.8 | 82.6 | -0.8 |
文科二類 | 83.0 | 77.5 | +5.5 |
文科三類 | 79.9 | 78.9 | +1.0 |
理科一類 | 84.3 | 75.3 | +9.0 |
理科二類 | 82.7 | 72.3 | +10.4 |
理科三類 | 91.7 | 87.8 | +3.9 |
全体 | 83.1 | 77.1 | +6.0 |
外国語(二次)選択パターン | 選択パターン別の 選択率と平均点 | |||
---|---|---|---|---|
第1~3問 | 第4~5問 | 選択率 | 平均点 | |
(全英) | 英語 | 英語 | 98.6% | 83.0 |
(一部)差し替え | 英語 | 英語以外 | 0.6% | 81.3 |
(全差し替え) | 英語以外 | 英語以外 | 0.8% | 85.2 |
うち全中(中国語) | - | 88.0 | ||
合計 | 100.0% | 83.1 |
予備校名 | 駿台 | 河合 | 代ゼミ |
---|---|---|---|
難易度 | 昨年並 | やや易化 | 易化 |
分量 | 昨年並 | 変化なし | 減少 |
科類 | 集計者数 | 平均点 | 標準偏差 | 中央値 |
---|---|---|---|---|
文科 | 284 | 81.5 | 12.0 | 82.0 |
理科 | 435 | 84.1 | 11.3 | 84.0 |
全科類 | 719 | 83.1 | 11.7 | 83.0 |
(画像タップで拡大。縦軸は人数、横軸は点数)
(画像タップで拡大。縦軸は人数割合、横軸は点数)
合格者平均点・点数分布(英語)
外国語のうち英語だけは、入学後の英語のクラス分けのために、点数分布が(やや精緻に)推定できます。
2021年度の英語であれば、上位1割ラインが96点、上位4割ラインが84点ぐらいであるため、正規分布を仮定すれば、合格者点数分布は下図のようになります。
上の推定分布は、平均81.3点、標準偏差11.5点の正規分布としています。
表にするとこんな感じになります。
合格者上位 | 合格者下位 | 英語(≠外国語全体) |
---|---|---|
5% | 95% | 100.2 |
10% | 90% | 96.0 |
25% | 75% | 89.1 |
40% | 60% | 84.2 |
50% | 50% | 81.3 |
75% | 25% | 73.5 |
90% | 10% | 66.6 |
95% | 5% | 62.4 |
合格者平均点・点数分布(英語リスニング)
東大英語の第3問はリスニング問題ですが、このリスニングの正解数をアンケート集計したものが以下のグラフです。
平均正解数は11.3問です。1問2点とすれば、リスニングの平均点は22.6点ということになります。
なお、2021年度入試は5択問題×15問であったため、ランダムマーク時の正解数期待値は3問となります。
(画像タップで拡大。縦軸は人数割合、横軸は点数)
東大合格者コメント(英語)
- 1(A)以外はそこまで難しくなかった
- 2Aの問題が過去問の系統と違って驚いた。
- 2で思い切り単語文法間違えたけど、全体の流れで評価されたのか思ったよりそこに点が来てる気がする
- 2の採点は思ったよりガバガバ。内容が弱くても文法ミスがなければかなり来る
- 900番教室の前列で受験したが、大教室だからリスニングが聞こえにくいということはなかった。ただ、本番でききとれるかは、別問題だった。
- 99点で中国語TLPに通らないのが意外すぎた。
- TLP狙いだったのですが普通にこけました。緊張しすぎてリスニング全く聞き取れず。
- TLP狙ってたけど大失敗。泣きそう
- いけた
- いつもどおり
- いつも難しいし難易度高いし差なんて分からない。いつも60点台なので順当な気がする。
- いや上がりすごい思ったより点きた
- かんたん
- かんたん?
- これでG3はただただ乙
- なんか今年は解きやすい
- ふつう
- ほぼ感触通り。やや英作文の採点が厳しめだったか。(文法的なミスをつかれた可能性も)
- ほぼ自己採点通り。
- ほぼ予想通り。
- マークのミスほぼないのに75点つらい
- まあまあ
- めちゃくちゃ高かった
- もうちょいあると思った
- もっとあると思った。
- もっと点が来ると思った。
- もっと点くれよ
- やけに簡単に感じた
- やや易化したように感じた
- やや採点があまい。記述の配点がたかいのかも
- ゆるゆる採点だとは思うが、苦手な人の取り繕いは必ず見抜かれる。
- リス5ミスやのに91も入っててびっくりした
かなり採点は甘めやと思います - リスニング が訛ってた!模試では経験できないのでマジ要注意!今後東大受験する人には絶対知って欲しい!
[出来]
まず、正確に自己採点できる問題=記号・和訳・小説の記述から。
1(B)-0問
3 -1問
4(A)-1問
4(B)(1)◯(2)△accordinglyを完全に誤訳(3)×文構造はとれているが意味が全く逆。「隠す」ではなく「表現する」という主旨のことを書いてしまった。
5(A)△「見えないところで誰かがやっている、サービスを皆が心地よく利用できるようにするための仕事」と回答。修飾節はokかもしれないが主節に具体性がない。(B)◯ 長々と書いてポイントを全て盛り込んだ(C)×whose task it is とすべきをit is whose taskとした。(D)-0問
5の空所補充以外の記号を2点、記述を一律4点とするとここまでで16失点。あと10失点で開示結果に一致する。
1(A)「xだがy」と書くべきを「yだがx」と書いたうえyに具体性がない。
2(A)いい英語を書けたつもりだが論理の飛躍が激しい。
2(B)ベタに、間違いの無い英語を書いた。くどいので減点ありうる。
まあ合計10失点くらいか。採点の厳しさは模試と同じくらいだろう。
P.S. 東進の宮崎尊によると、英作文はA,B,C,D,Eの5つのランクがつけられて採点されるらしい。いいこと書いてるけどミス多い→B,英語は正しいけど内容が薄い→C というイメージらしい。 - リスニングが簡単だった
- リスニングが難しかった。
- リスニングが反響で一つも聞き取れず、すべて勘で塗った。
- リスニングゲー
- リスニングの問題の順番と話の順番がバラバラで焦った
- リスニングは易化し、そのほかの問題も文章自体は易化していると感じた。
点数を見て、英作でかなり点が取れていると思いました。ミスがなければある程度内容が稚拙でも満点が来るのかも、と思いました。 - リスニングは小教室のスピーカー直下で模試並みに音が良かったのにかなり間違えていた。共通テストも87点と悪かったので実力通りなのだと思う。
- リスニング以外の記号の配点が低そう、想定より高い
- リスニング難しい
- リスニング発音模試より悪い?
- 悪い
- 案外点くれた
- 案外入った
- 意外とコケた印象。一年前の同日体験模試より下がった…… 圧倒的得点源なので確実に仕上げていきたい科目。
- 意外と高い
- 意外と点が来た
何か書けば耐える - 易しい割には点が来なかった印象。中国語TLPは100点TLP(英語1割)ラインは96点と先生が漏らしていました。
- 易しかったと思う
- 易化
- 英作の採点ゆるい
- 英作も甘い
- 英作文がおそらく0点
- 英作文がはちゃめちゃになってもかなり点数が取れたので、採点は甘めだと思う。
- 英作文でもっと引かれると思っていたので思ったより入っていてびっくりした。
- 英作文で細かいミスが色々あってその分減点したところ大体自己採点通りの点数になった。
- 英作文で思ったより点数がきてるのかなあと思う。
- 英作文で中身のない内容を書いてしまい10点程しか来なかった
- 英作文で点数が来てそう
- 英作文の採点は甘めだと感じた。
- 英作文の採点甘い
- 英作文はride on とrideの違いみたいな細かいところよりも基本的な三単現や時制、複数形などを気をつけた方がいいのではないかと思う。
- 英作文は書けば点が来そう
- 英作文は内容よりも文法の正確性を重視している気がする
- 英作文は内容面もそこそこ重視されていると感じた。
- 英作文は予想以上に点が来そう
- 英作文や和訳の自己採点を甘くした結果-9点だったので、本番の採点も普通と思われる。
- 英作文甘い
- 英弱の割にそこそことれた
- 下振れした。
- 何故に120点ないの?だって簡単だったやん!
- 皆が思ったところだろうが、東大にしてはかなり書きづらい要約だった。英作文以外で60という自己採点だったが英作文がそこまで高いとは考えられないので要約の減点はあまり無かったのかもしれない。ちなみに「空の広い街に住みたい」と日々考えていたので英作文は絶好のテーマだった。個性を出せたと思う。文法ミスが多いタイプなのでそこの減点が少なかった可能性もある。
- 概して平易。マーク問題は模試と比べて明確に答を選べるものが多かった気がする。要約は元の文章構成・設問要求ともに難しかった。自由英作のテーマ簡単。並べ替え難。
- 格段に易化した印象。「こんなに簡単で差がつかないじゃん」と数学で失敗した分絶望した。難化したと言われている要約問題も標準的に感じた。
- 勘が冴えた
Aのリスニング問題文短い - 感触と出来は大体一致するはず
- 感触のわりに取れてない
- 感触は100超えてた。どこで落としたんだろ。
- 感触通り
- 甘くもなく厳しくもなく。
- 簡単
- 簡単〜 →採点後 記号落としすぎ泣
- 簡単(あるいは採点が甘い)
- 簡単だけど全然取れなかった
- 記号は全て合っていたので、記述でかなり引かれました。
- 記述が思ってたより点数きた
- 記述が模試よりもかなり甘めにつけられていた。細かい文法等は不問なのかも?
- 記述でかなり失敗したが、採点は甘めだった
- 記述でずらした感が合ったので80切るかな、、と思っていましたが全然そんなこと無かった。記述はバリバリ減点されていく感じじゃない気がする
- 記述で引かれた
- 記述で結構引かれたかも
- 記述の採点が辛めに感じた。
- 記述の採点が相当甘いと思う。英作文で時制ミス品詞ミスなど文法的なミスをたくさん犯してしまったため点が低くなってしまう思っていたがそんなことはなかった。ある程度読み取れれば点は来るのかも?
- 記述の採点はかなり甘いと思う
- 記述の採点は甘め?
- 記述の採点意外とゆるそう。
- 記述の採点甘い
- 記述の採点甘め
- 記述の採点激甘説
- 記述の配点おっきそう
- 記述の配点は少し甘いと感じた
- 記述は点来ない、駿台模試とすごく点近い
- 記述は模試よりも点がくる気がした。
- 記述雑でもかなり点数くる
- 記述点くる
- 記述部分も3/4くらい点数きてる
- 記述問題にあまり点が入らなかった。
- 記述問題の採点は甘い
- 去年と比べて採点が甘い。
- 去年より簡単、かつ大問が進むにつれ簡単になった。リスニングは聞き取りにくい。
- 驚き
- 緊張に負けました。
リスニングが終わるまで緊張が解けず、辛い戦いでした。5が易化した(ように感じた)のが幸いして大事故を免れました。 - 苦手科目だったのにすごい上振れた。特に苦手としていた2(A)と5、及び自分の点数がブレやすい1(B)が総じて容易でとても助かった。周りの英語高得点者を見ると、TLPか否かを分けたのは1(A),4(A)あたりらしい。あと3が毎年良い問題多くて凄いなあと思った。
- 合計79点、記号が42点だから1A2Aで20点とかもらえてるはず。2B4Bで17点?
- 今年は易化。
すぐ横にスピーカーがあったので、リスニングは満点必至だなとほくそ笑んでいたら、後ろの中央にあるスピーカーから流れてきた。悲しい。
皆が気になるであろうリスニングの訛りに関して。
(A)…日本人っぽい。ボソボソしてる (B)…なし(ただし速い) (C)…完全にイギリス
だと感じた。
4B(3)で、conceal=明らかにする、divert=向ける、として盛大に間違えた。悔しい。 - 今年は簡単だったと思う
- 今年は例年より簡単だった。うまくいったので自己採点前に90はあると思っていたが、記号を採点した段階で2個しか間違っていなかったため100くらいかなと思った。予想通り
- 最後の1問見落としがち
- 最初の要約が難しくてペースが狂った。2Aの英作文のテーマが思いつかず時間を食った。和訳と大問5は比較的簡単だったと思う。
- 採点が極めて緩いように感じた(理系)
- 採点はやや甘いかもしれない。
- 採点は甘くも厳しくもない
- 採点は甘めに感じた
- 採点ゆるゆる
- 採点甘め?英作文は内容より正しい英語であることが重要なのだと思う
- 作文大事
- 思ったよりだいぶ低い、要約と英作文で大きく減点したことくらいしか考えられない
- 思ったよりもいい
- 思ったよりも点数が低かった
- 思ったよりよかった
- 思ったより高い
- 思ったより高い
要約や英作でけっこう点きてるのかなあ - 思ったより高かった
- 思ったより取れた
- 思ったより低かった
- 思ったより点がきた
- 思ったより点がこなかった
- 思ったより点が来すぎている。最後に適当にマークした部分が合っていたor要約・英作・和訳の採点が甘い。
- 思ったより点が来た
- 思ったより点きてびっくり。(噂どおり)英作文の採点が甘いのかも。
- 思ったより点数が来た。英作の採点があまい?
- 思ったより良かった。英作文が内容重視で採点されているので文法面のミスはあまり減点対象とならないのではと思う。
- 思ってたより厳しめだった
- 思ってたより点が来た
- 思ってたより点数がこない
- 私が英語について語れません。点数良かったのは運です。
- 自己採の感触とほぼ同じ
- 自己採点してないが、リスニングは聞き取り辛く、1bや4Aも難しく感じたので60点台だと思っていて、予想よりだいぶ高かった。記述は書きやすかったので、傾斜があったかは微妙。
- 自己採点どおり
- 自己採点と実際が違ったため記述の配点高めに感じた
- 自己採点より高く出た。英作が易しかった割に採点は甘かったのだろうか。93点だったが、リスニング7ミスの人間を英語一列G1に入れたら東大許しません。
- 自己採点をまともにしていないが、なんでこんなに取れたのかよく分からない。
- 自己採点通り。
- 自由英作書かなかったけど全体として結構点きたので、自由英作の配点は模試ほど(30点)高くないと思う。
- 自由英作文がオーソドックスな話題で、差がつきにくかったと思う。自分ではよく出来たと思ったが点数は過去最低点だったので、採点基準は厳しめだったのかも知れないと思った。
- 自由英作文とかは文法ミスさえしなければ絶対に満点くると思います。
- 実践模試で自分で思っていた以上の点がきて、模試の採点が甘いのかなと思ったが、開示された点数と同じくらいで模試の点数は信頼できるなと思った
- 実力が出ます
- 実力通り
- 手ごたえ通り
- 手応え通りに来たというイメージ。年による採点のブレを感じない。
- 順当。
- 順当です。
- 初めて時間が余った。浪人で、去年とは違う部屋で受けたが、今年の部屋はリスニングがとても聴きやすく、それに助けられたという感じがある。
- 小説が簡単だった。
- 少し難易度が高い気がした
- 選択問題の配点低い?
- 全然分からなかったけど思ったより高い
- 想像通り
- 想定通り
- 想定通り
- 想定内
- 総じて、簡単だったのではないかと。リスニングは例年通りか。英作文・和文英訳ともに書きやすく、他の問題に時間を使えた。とりわけ、長文は簡単に感じた。要約は文意は分かったが、まとめ方が難しかった。にしても、思った以上に点が取れた。正直75点くらいだと思ってた。
- 多分易化。
- 妥当
- 大体予想通り
- 大体予想通りでした。
- 大問2にあまり点が来ていない
- 第5問の記号が全部当たったが、英作文が特に文法面で自信がなかったのでどうなるだろうと思っていたが案の定それほど高くなかった。
- 珍しく2分余った。史上最高点だったことを考えると、易化した可能性が高い。
- 謎、普通に受験英語の勉強しましょう
- 難しい単語を使わずに英作文を書いたが、そこそこ点数は来たと思う。
- 難しく感じたが90点とれてよかった。
- 配点は模試と似てると考えていいと思います。配点に関しては、駿台が多分かなり近いと思います。おそらくですが、ライティングは採点甘めです。
- 疲れていた
- 普段より簡単に感じ、模試よりもかなり点がとれた。広い教室だったけどリスニングは普通に聞き取れた。(とはいえ普通に間違えた)
- 普通
- 普通 予想通り
- 分量がかなり減ったと感じた。
- 模試と同じくらい
- 模試や過去問で60点を超えたことがなくても70点を超えられたので、やはりかなり簡単な年だったと実感した。
- 問題の相性が良かった
- 問題は簡単であったが、採点が特に厳しいということはなさそう。
- 訳が分からない
- 予想とほぼ同じの点だった。
要約と文法が難しく、大問5の長文が易しかった。 - 予想より20点ほど高く驚いた。
- 予想よりかなり高く点が出て驚いた。
英作文も要約も採点は甘めだと思われる。 - 予想より高かった
- 予想より少し低い
- 予想以上に採点が甘くて驚いた
- 予想通り
- 予想通り。
- 予想通りすぎてびっくり
- 予想通りだった
- 予想通りの点数で満足!
- 要約がすごい書きにくくて時間使ってしまってあせった
- 要約が何を言いたいのかよくわからなかった
- 要約が難しかった リスニングは意味不明だった
- 要約が難しかった。採点は納得。
- 要約と英作文の出来が特によくわからない。要約はいつもできているので予備校の答えと違くても評価してくれたか。英作はかなり内容重視だろう。
- 要約も英作も和訳もイマイチなことを書いたのでどうしてこんなに点が入ったのかわからない
- 要約以外は易化
- 例年より易化した感覚。英作の採点も甘かったと思う。
- 例年より点が取りやすいと感じた
- 例年より優しかった
- 例年並み。
- 和訳と英作は採点甘い
- 和訳の採点が甘いのではないだろうか。試験直後は記号問題が半分程度しか正解していなくてかなり不安だった。
東大合格者コメント(中国語)
- 問題難易度も採点も厳しい
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理科三類 | 面接実施内容等 (理三面接) |
英語一列クラス分け基準点
東大に入学後、既修外国語として英語を選択した場合、「英語一列」という必修講義を受講することになります。英語一列は、学生の習熟度に合わせて3つのグループ(G1、G2、G3)に振り分けられますが、Sセメスター(夏学期)の講義では、この振り分けは(入試の外国語で全問英語を選択していれば)入試英語の成績によって行われます。そして、このG1には成績上位約1割、G2にはG1を含めて成績上位約4割の新入生が振り分けられることになるため、英語一列のクラス分け結果と入試英語の開示得点を比較することで、英語の成績分布をある程度推定することができます(→「英語の点数分布推定」を参照)。
2020年度までは純粋に入試の英語の点数によって割り振られていたのですが、2021年度は、英語一列の受講曜限(※)別に基準点が異なるという結果となりました。人数分布を見るに、各曜限別に上位クラスの受講枠に余裕があれば、たとえ全体のボーダーラインを下回っていても上位クラスに入れる(ただし同点の場合は上位クラスか下位クラスかはランダム)という決め方をしているように思われます。
(※)英語一列は、第二外国語等の選択によって割り振られる(「文一6組」等の)クラスにより受講曜限が指定されるため、自身で受講曜限を選ぶことはできません。
クラス分け | 振り分け人数目安 | 基準点 (推定ボーダーライン) | 実際の振分け点 |
---|---|---|---|
G1 | 約1割 | 96点~ | 90点~ |
G2 | 約3割 | 84~95点 | 82~95点 |
G3 | 約6割 | ~83点 | ~84点 |
TLP(トライリンガル・プログラム)合格点
東大には「TLP(トライリンガル・プログラム)」と呼ばれる、日本語と英語に加え、もう一つの外国語の運用能力を集中的に鍛えるための教育プログラムが用意されています。
TLPは、プログラムの履修を希望し、かつ入学時に一定レベルの英語力を有すると認められる学生(上位一割程度)が対象です。
一般入試合格者の場合、入試の英語の成績(外国語の試験において、全問を英語で解答する必要あり)が合格者の上位1割程度、つまり英語一列クラス分けのG1基準点を超えることが最低条件となり、かつ募集人数をオーバーする応募があった場合には、この合格点が更に高くなります。
2021年度入試に基づくTLP合格基準点は下表の通りと推定され、人気の集中した中国語TLP(理系)の合格基準点が3桁得点となる100点、フランス語TLP、スペイン語TLP(理系)の合格基準点が99点と極めて高水準となりました。
中国語 | ドイツ語 | フランス語 | ロシア語 | 韓国朝鮮語 | スペイン語 | (参考) G1基準点 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
文系 | 理系 | 文系 | 理系 | ||||||
TLP合格点 (推定) | 96 | 100 | 96 | 99 | 96 | 96 | 96 | 99 | 96 |
(参考)本年は、外国学校卒業学生特別選考の合格者の場合、出願時に提出する英語外部試験(TOEFL or IELTS)のスコアが参照され、第一種のドイツ語TLPは、TOEFL110点はTLP合格、94点はTLP不合格だった模様です。なお、TOEFLは120点満点です。
英語二列S(FLOW)レベル選択率
東大に入学後、既修外国語に英語を選択した場合、英語二列S(FLOW)という必修講義を受講することになります。この講義は、英語スピーキング能力向上を目指した講義であり、英語でディスカッションやディベートを行うことになりますが、受講にあたって、「自己申告」で講義のレベルを選ぶことになります。
この自己申告で選んだFLOWのレベルを、入試外国語の点数別に集計したものが下図です。
東大の英語入試ではリーディング、ライティング、リスニングの能力しか測れないため、スピーキング主体の本講義のレベルと入試の点数が必ずしも対応するわけではありませんが、概ね入試の点数が高い人ほどFLOWレベルの高い講義を選ぶ傾向にあるようです。
レベル | 話し方 | 語彙 | 発音 | 抑揚 |
---|---|---|---|---|
レベル1 | しばらく考え込んで から話す バラバラの単語 | 次の言葉が出ない | カタカナ英語 | 気をつける余裕なし |
レベル2 | 数秒考える 単純な短文 | 次の言葉がなかなか 出ない | カタカナ英語 になることも | 気をつけようとは 思う |
レベル3 | 複文(that節等)も 使ってある程度話せる | よく言葉に詰まる | カタカナ英語 ではない | 心がけることは できる |
レベル4 | ある程度まとまった話 ができる。 時々文法ミス | 時々言葉に詰まる | まあまあ | 抑揚をつけられる |
レベル5 | 聞き手に伝わる まとまった話し方。 たまに文法ミス | 少々言葉に詰まる | だいたい良い | 抑揚をつけられる |
レベル6 | 流れのある話し方。 細かな文法ミスもある ものの気にならない | ごくたまに言葉に 詰まることもある | 自然な発音 | 自然な抑揚 |
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