東大入試の得点開示が行われています(合格者・不合格者とも)。

今年も開示集計を行いますので、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

(英語一列クラス分け集計フォームはこちらです)

東大入試2023(入試得点開示・理科)

東大では、合格者の全体平均点は公表されるものの、科目別の平均点は公表されません

そこでこのページでは、2023年度東大入試において、希望した個人に送付された個人別成績(入試得点開示)を集計し、科目別合格者平均点の推定等を行なっています。東大二次戦略を立てる際の受験生の一助となれば。

目次

科目別平均点・点数分布(集計データ概要はこちら
文系 共通テスト 文系国語 文系数学 地理歴史 外国語
理系 理系国語 理系数学 理科 理三面接
参考書・勉強法
文系 文系おすすめ 文系非おすすめ
理系 理系おすすめ 理系非おすすめ
合格者コメント 不合格者コメント
文系 文系合格者コメント 文系不合格者コメント
理系 理系合格者コメント 理系不合格者コメント
同時調査項目
外国語 英語一列クラス分け基準点
TLP(トライリンガル・プログラム)合格点
英語二列S(FLOW)レベル選択率

東大理科目次

合格者平均点・点数分布(理科)

理科120点満点、4科目中2科目選択)の合格者平均点および点数分布は以下の通りです。

東大理科の合格者平均点(科類別)
科類 合格者平均点
理科合計 物理 化学 生物 地学
理科一類 73.0 38.8 34.2 35.4 38.2
理科二類 68.7 35.9 32.6 36.7 -
理科三類 82.2 45.0 37.3 38.3 -
理科全体 72.3 38.4 33.9 36.6 40.1
理科全体
(前年)
74.3 39.2 35.1 38.6 38.3
理科全体
(前年差)
-2.0 -0.8 -1.2 -1.9 +1.9
予備校各社難易度等速報(東大理科)
予備校名 駿台 河合 代ゼミ
難易度 物理 難化 難化 難化
化学 難化 やや難化 同程度
生物 難化 やや難化 同程度
地学 昨年並 やや易化 同程度
分量 物理 増加 やや増加 増加
化学 増加 変化なし 増加
生物 増加 やや増加 同程度
地学 昨年並 変化なし 同程度
東大合格者(集計者中)理科選択パターン
科類 理科(二次)選択パターン
物理・化学 物理・生物 物理・地学 化学・生物 化学・地学 生物・地学
理科一類 96.5% - 1.9% 1.6% - -
理科二類 86.7% - 1.2% 12.1% - -
理科三類 89.7% 2.6% - 5.1% 2.6% -
理科全体 92.9% 0.2% 1.5% 5.2% 0.2% -
東大理科(科目別)合格者平均点等
科目 合格者
集計者数
合格者
平均点
合格者
標準偏差
合格者
中央値
不合格者
平均点
物理 490 38.4 8.4 39.0 28.2
化学 509 33.9 5.2 34.0 28.0
生物 28 36.6 6.1 38.5 31.0
地学 9 40.1 10.1 38.0 32.7
理科合計 518 72.3 10.0 72.0 56.6
東大合格者の二次理科点数分布【2023年度】

(画像タップで拡大。対象は理科合格者(上側)、理科不合格者(下側)。縦軸は人数、横軸は点数)

物理と化学の科目別の点数分布は下図の通りです(生物と地学は分布を比較できるほどの集計数が集まっていないため省略しています)。科目により選択者数が異なるため、縦軸はその科目を選択した方全員を100%としたときの比率としています。 東大合格者の二次理科点数分布(科目別)【2023年度】

(画像タップで拡大。対象は物理または化学の合格者。縦軸はその科目選択者中の人数割合、横軸は点数)

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理科の科目間得点調整

本年の物理(と地学も?)は露骨に得点調整しているようです。

物理の実際の点数は自己採点平均より大幅アップとなる一方、地学は大幅ダウンとなりました。

化学・生物はあまり調整がなさそうです。

自己採点入力者中の科目別平均点(理科)
科類 自己採点入力者
実際の点の平均点 自己採点平均点 自己採点との差の平均
物理 36.8 22.6 +14.2
化学 33.0 32.8 +0.2
生物 36.1 35.4 +0.7
地学 36.4 43.7 -7.3

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物理の得点調整(下駄)の推測

本年度の物理は、解答分量に応じておおよそ均等に配点した場合(下表中の「素点案」)の点数と、実際の開示点数に大幅な乖離が見られた(下グラフの左側)ため、「かなりの前傾配点」+「75点満点」+「キャップ補正(60点を超える場合は60点とする)」を組み合わせた配点案(下表中の「前傾配点案」)を作成しました。

なお、この配点案は重回帰等による配点案の推測です。個別に答案を確認しているわけではなく、実際の開示点になるべく近づくように配点を推測するとこうなるという配点案を示したものです。そのため、以下の配点案に基づいて計算した結果が実際の開示点とずれるという方も多々いらっしゃると思います。あくまでも参考としてご覧いただければと思います。

東大物理の得点調整(下駄)の推測【2023年度】

(画像タップで拡大)

【東大物理2023 得点調整後(下駄履かせ後)配点案】

下記「前傾配点案」に基づき採点(最終的な答えが間違っていても、過程が合っていれば部分点を付与)。

合計点が60点を超える場合は60点とする。

東大物理の得点調整(下駄)の推測【2023年度】

(画像タップで拡大)

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東大合格者・不合格者コメント(物理)

【理科一類】

【理科二類】

【理科三類】

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東大合格者・不合格者コメント(化学)

【理科一類】

【理科二類】

【理科三類】

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東大合格者・不合格者コメント(生物)

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東大合格者・不合格者コメント(地学)

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